冬や湿度が高い時期になると結露が発生して、室内がジメジメしたり湿気臭くなったりしますよね。
寒くなると暖房をつけて部屋を暖めますが、冷たいコンクリートの床に室内の暖かい空気が触れることで、結露が発生するのです。
そのため、コンクリートの床と室内の温度差を小さくしたり、室内の湿度を低くしたりすることで、結露の対策をしましょう!
結露をそのままにしておくと、カビやダニが発生してアレルギーの原因になる可能性もあるため危険ですよ!
結露対策として簡単なDIYについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
また、コンクリートは床暖房との相性が良いので暖かさを保ちやすく、結露対策にもなります。
しかし、初期費用や光熱費などのコスト面がデメリットとなるので、併せて確認してみましょう。
コンクリートの床だと寒くてカーペットを敷きたいという時は、除湿シートを間に挟むと結露を防止できるのでおすすめです♪

コンクリートの床は結露対策しなければカビの原因に!!

コンクリートの床は結露しやすく、カビやダニが発生する原因となってしまいます。
そこで、結露が発生する原因やその対策方法について紹介していきます。
ちょっとした工夫をすれば結露の発生を抑えることができるので、結露対策のポイントを確認しておきましょうね♪
結露をそのままにしておくとトラブルの原因となるので、気持ちよく生活するためにも結露対策は欠かせませんよ。
湿度の高さや外気との温度差が原因で結露が発生する
結露は、暖かい水蒸気を含んだ空気が冷やされて、余分な水蒸気が水に変わることで発生します。
特に、コンクリートは雨水などの水分を取り込みやすく、外の冷たい空気の影響を受けて冷えやすくなっています。
そのため、室内を暖めると暖かい空気が冷たいコンクリートの床に触れて冷やされるので、結露が発生しやすくなるのです。
以下のような場合は、空気中の水蒸気が多くなるため結露が発生しやすいかもしれませんね。
- 灯油やガスのファンヒーターを使用している
- 部屋干しをしている
- 観葉植物をたくさん置いている
冬場は、ファンヒーターを使う機会が増えますが、燃料が燃える時にたくさんの水蒸気が発生するため、結露の原因になりますよ。
すぐに室内全体を暖めてくれる優れものですが、結露が気になる場合はエアコンなどを使うと良いかもしれませんね。
その他にも、部屋干しや大量の観葉植物が原因で部屋の湿度が高くなっている可能性があります。

観葉植物だけでなく、花瓶や水槽がある場合も結露の原因になりますよ。
結露対策をするなら、まずは室内の環境を見直してみましょう!
結露が原因でカビやダニが発生!肺炎になる可能性も!
結露をそのままにしておくと、カビが発生したり建物が傷む原因になったりする可能性があります。
結露が原因で発生するトラブルには、どのようなものがあるのか確認してみましょう。
- カビ、悪臭
- ダニ
- 錆、腐食
- 健康への影響
湿気が多い場所ではカビやダニが発生しやすく、そこで生活するあなたの健康にも悪影響を及ぼす場合があります。

カビは、肺炎やアレルギーを引き起こす原因になる恐れもあるので注意が必要です。
私も、自宅の壁が結露していることに気が付かず、壁やカーテンに黒いカビの斑点が発生していたという経験があります。
また、結露によって金属部分が錆びたり壁や床が腐食したりする可能性があるので、メンテナンスが必要になるかもしれませんね。
結露は、自宅が傷んだり健康にも危害が及んだりする可能性があるため、きちんとした対策が必要ですよ。
こまめな換気や除湿器をつけると結露の発生を防げる
結露の原因は、湿度が高いことや外と室内の温度差が大きいことなので、その2点を改善する必要があります。
結露による影響を見ると、そのまま放置するのは良くないことがわかりますよね。

結露の対策をするには、どうしたらいいんだろう?

結露を防ぐためには、換気や除湿器が効果的ですよ。
ここからは、お金をかけずに今日から始められる簡単な結露の対策方法を紹介していきます。
まずは、結露対策をする時のポイントを2つ復習しておきましょう!
- 外と室内の温度差を減らす
- 室内の湿度を低くする
暖房を使用していなくても結露が発生する場合がありますが、これは人間の体温と外気との温度差が原因です。
結露が発生しないようにするための具体的な対策としては、以下のようなものがあるのでチェックしておきましょうね。
《具体的な結露の対策方法》
- こまめに換気をする
- 除湿器をつけて空気中の水分を減らす
- 室内の温度設定を低めにしておく
室内の温度が上がりすぎると、それだけ外との温度差が大きくなって結露が発生しやすくなるので、こまめな換気が必要です。

換気なら今日から始められますね♪
寒い時期だと窓を閉め切ってしまいますが、1時間に2回ほど換気して空気を入れ替えると良いですよ。
また、ファンヒーターや部屋干しをする場合は除湿器を設置しておくと、室内の湿度を下げるために効果的ですよ。
コンクリートの床をDIYして結露の発生を防止しよう♪

コンクリートの床が結露する場合は、除湿シートを貼ったりや結露を防止する塗料を塗ったりしてDIYをしてみましょう!
結露をそのままにするといろいろなトラブルが発生するため、自宅でできる簡単なDIYを紹介していきます。
- 除湿や断熱に効果的なシートを敷く
- 結露防止塗料を塗る
- 窓の断熱性を高める
結露が発生しにくい環境を整えることも大切ですが、コンクリートの床や部屋の窓にひと手間加えるだけで結露の対策ができますよ。
それでは、結露を防ぐために試してほしいDIYの方法について紹介していきます!
除湿や断熱に効果的なシートを敷いて湿気を取り除く
コンクリートの床は冷え込みやすく足元が冷えたままになるので、カーペットを敷くこともありますよね。
しかし、床がコンクリートの場合は、カーペットを敷く前に「除湿シート」や「断熱シート」を敷いておきましょう。
コンクリートの床に直接敷いてしまうと、冷たい床と暖かいカーペットにより温度差が大きくなって、結露が発生してしまいます。
それに気が付かずにカーペットを敷きっぱなしにしてしまうと、カーペットの下がカビで真っ黒という事態になりかねません。

カビが発生している空間では生活したくないですよね。
冬だけでなく湿気が多い梅雨などもカーペットの下はジメジメしやすいので、除湿シートを敷くことで解決するかもしれませんね。
こちらの除湿シートをカーペットの下に敷くと、床下からの湿気を防いでくれるだけでなく、床の冷たさがダイレクトに伝わるのを防いでくれます!
2m四方のカーペットを使っているなら3畳分のこちらの商品で十分ですし、カーペットのサイズに合わせてカットできるため使いやすいですよ♪

結露防止塗料を塗ってコンクリートからの水分を吸収!!
結露対策グッズとして、コンクリートの床に塗れる「結露防止塗料」というものがあります。
この塗料は、多くの水分を吸収できるため、結露程度の水分量なら溢れだすこともなく、水滴の発生を抑えてくれるのです。
さらに、床を塗装することで断熱性を高める効果もあり、床と室内の温度差を小さくして結露の発生を抑えてくれますよ。
自宅でのDIYにこの塗料を使えば、結露やカビの発生を防ぐことができるかもしれませんね♪
窓に断熱フィルムを貼って冷たい空気の侵入を防ごう
窓から冷たい空気が入ってくるのを防ぐために、断熱フィルムを貼ってみましょう。
窓の断熱性を高めると、暖房の温度をあまり上げなくても暖かい部屋を保つことができて、結露が発生しにくくなります。

暖房代の節約にもなるので、一石二鳥ですよね!
結露対策以外にも目隠しとして活用できたりUVカット対策になったりもするので、DIYをする際は試してみてくださいね。
また、窓の断熱性を高めるためには二重窓にするという方法もあるので、思い切って窓のリフォームを検討してみても良いかもしれません。
コンクリートの床は寒さ対策が重要!足元から温めよう!

コンクリートと床暖房の相性は良く、一度暖められると冷めにくいという特徴があるため、寒さ対策に効果的です。

コンクリートは熱を蓄える能力が非常に大きいため、暖かさを長時間保てます。
床暖房にはいろいろな工法がありますが、コンクリートの中に温水チューブを配管して、コンクリートを暖めるという仕組みが一般的です。
温水チューブを床全体に満遍なく行きわたらせることで、全体が蓄熱しているような暖かさを実現しています。
床暖房は結露が発生しにくいという利点もあるので、メリットとデメリットについてそれぞれ紹介していきます。
部屋を満遍なく暖める床暖房で結露や乾燥を防止しよう
床暖房のメリットとしては、部屋を満遍なく暖めることができるため、結露が発生しにくいという点が挙げられます。

エアコンのように、フィルターなどの掃除が必要ないところも良いですよね。
その他にも、床暖房のメリットを確認していきましょう。
《床暖房のメリット》
- 結露が発生しにくい
- 床暖房の効率が良い
- 掃除がしやすい
- エアコンのような風が出ない
床暖房は温水を循環させてその熱の反射で室内を暖めるという方法なので、外気との温度差が小さくなり結露が発生しにくくなるのです♪

足元が暖かいと、体全体がポカポカして寒さ対策になりますよ。
さらに、エアコンのように風が出ないため乾燥しにくく、ホコリが舞いにくいという点も嬉しいですよね。
床暖房は、結露の発生を抑えるだけでなく快適な温度を保って寒さ対策にもなるので、冬を乗り切るために要チェックですね。
床暖房は初期費用が高く暖かくなるまでに時間がかかる
床暖房にはデメリットもあり、一番の問題点となるのは費用が高いことです。
初期費用だけでなく光熱費やメンテナンスにかかる費用を考慮して、床暖房を検討すると良いでしょう。
床暖房のデメリットを詳しく紹介するので、確認してみてくださいね♪
《床暖房のデメリット》
- 床が暖まるまでに時間がかかる
- 初期費用が高い
- 光熱費が高い
- メンテナンスや修理費用が高い
コンクリートの床暖房は一度暖まると長時間熱を蓄えられるのですが、暖まるまでに時間がかかります。
一般的に、スイッチを入れてから30分~1時間程度かかる場合があるので、寒い冬には不便かもしれませんね。

帰宅する時間に合わせてタイマー機能を利用すると、部屋を暖めておけますよ!
さらに、部屋の広さや使う熱源によって光熱費は異なりますが、エアコンよりも高くなる場合があるので注意しましょう。
床暖房の熱源は電気やガスなどさまざまですが、一部屋だけなら電気式のほうが光熱費を抑えられる傾向にあるようです。
床暖房を設置する広さや使う時間などを考慮して検討すると良いかもしれませんね。
基本的に、床暖房はメンテナンス不要ですが、故障した場合は大がかりな修理になる可能性があります。

最悪の場合、修理ができないこともあるようです。
コンクリートの床でも結露が発生しにくい床暖房ですが、設置する際はメリットとデメリットを考慮して考えたほうが良いでしょう。
まとめ

- コンクリートの床は水分を取り込みやすく外気の影響で冷えやすいため、室内の暖かい空気が床に触れて冷やされると結露が発生する
- ファンヒーターを使用したり部屋干しをしたりすると、空気中の水蒸気が多くなるため、結露が発生しやすくなる
- 結露をそのままにしておくと、カビが発生したり建物が傷んだりするだけでなく、健康にも危害が及ぶ可能性がある
- 結露対策には、こまめな換気や室内温度を低めにして温度差を小さくする方法や、除湿器をつけて空気中の水分を減らす方法がある
- コンクリートの床に「除湿シート」や「断熱シート」を敷いてからカーペットを敷くと、結露を防止できる
- 結露防止塗料を塗ると、コンクリートに含まれる水分を吸収して結露を防止するだけでなく、断熱性を高めることもできる
- 窓に断熱フィルムを貼って冷たい空気の侵入を防ぐと、室内の温度をあまり上げなくて良いので、結露が発生しにくくなる
- コンクリートの床暖房は、暖かさを長時間保てるだけでなく、部屋を満遍なく暖めることで結露が発生しにくい
- 床暖房を設置する時は、床が暖まるまでに時間がかかるというデメリットや、初期費用と光熱費などのコストがかかる点を考慮する
コンクリートの床は、クールでスタイリッシュな印象を叶えてくれますが、快適に過ごすためには結露対策が必要です。
結露が発生する原因は、湿度が高いことや温度差が大きいせいなので、これらの点について対策してみましょう!
ちょっとした工夫で結露の発生を防げるので、今回紹介した結露対策を試してみてくださいね♪
湿気を溜め込みやすいカーペットの下に敷くだけでジメジメを防ぎ、ダニも予防できる除湿シートもDIYにおすすめですよ!

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