「ファブリーズとリセッシュ、どんな違いがあるの?」と思ったことはありませんか?
似ている印象があるけれど何が違うのか、より効果があるのはどちらなのか気になったので調べて比較しました!
その結果、両商品は含まれている消臭・除菌成分が異なり、より効果が高いのはファブリーズだということがわかったのです。
「それなら使うのはファブリーズ一択!」と判断するのはちょっと待ってください。
実は、安全性はリセッシュが圧倒的に高いということも両者の比較からわかったのです。
また、意外と香りが残ってしまう無香タイプの比較では、リセッシュの方が無臭に近いことが判明…!!
成分の他にも色々な比較結果を紹介しているので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
高い除菌効果を求めているあなたには、シュッとひと吹きするだけで風邪や感染症対策にも役立つファブリーズがおすすめです♪
除菌効果だけでなく消臭作用も優秀で、衣類の気になるニオイを徹底消臭してくれます‼︎
リニューアル後は衣類のシワ取りもできる嬉しい機能が加わっているので、一家に1本常備しておきたい商品です。
ファブリーズとリセッシュの比較からわかる目的の違い
「ファブリーズとリセッシュ、比較するとどんな違いがあるの?」と商品購入前に思ったことはありませんか?
布製品の消臭剤2トップとして、誰もが知っているであろう両商品ですが、いったい何が違うのでしょうか。
そう思ってファブリーズとリセッシュの基本情報を徹底比較してみると、使用目的が少し違うことが分かりました!
ここでは、それぞれの商品の概要・特徴・使用感・ラインナップ・香りについての比較を見ていきましょう。
ファブリーズは布製品リセッシュは空間消臭にも使える
まずは、それぞれの商品裏に記載されている情報から比較していきます。
似た印象のある2つの商品ですが、比較してみると会社や成分はもちろん、品名も違っています。
まずはファブリーズの表記から見ていきましょう、記載内容をまとめると以下のようになりました。
会社 | P &G プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 |
品名・用途 | 衣服・布製品消臭剤 |
成分 | トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機)、香料 |
内容量 | 370ml |
次にリセッシュの表記です、記載内容は以下の通りでした。
会社 | 花王 |
品名・用途 | 衣服・布製品・空間用消臭剤 |
成分 | 両性界面活性剤、緑茶エキス、除菌剤、香料、エタノール |
内容量 | 370ml |
大きな違いがあるのは品名・用途の部分ですね!
ファブリーズは衣類のみの消臭剤であるのに対して、リセッシュは空間用消臭剤としても使えるようです。
ファブリーズは「空間用」「部屋用」など使用場所に特化した商品があるので、それぞれの商品で使用用途が限られている印象がありますね。
用途特化型のファブリーズと多機能型のリセッシュ
ここではファブリーズとリセッシュそれぞれのざっくりとした特徴を比較してみます。
ファブリーズは用途に合わせた商品展開の「用途特化型」、リセッシュは衣類だけでなくの空間の除菌と消臭もできる「多機能型」という印象です。
ベッドやソファなど頻繁に洗えない布製品にも、独自の3D浸透除菌で繊維の奥まで除菌・消臭成分がしっかり浸透し除菌・消臭できるのが魅力。
リニューアルされた「ファブリーズW除菌+消臭 布用」には、スプレーするだけで衣類のシワを伸ばしてくれる効果が追加されるなどの機能面が充実。
除菌・消臭成分が多く配合されている商品やウイルス除去に特化した商品、女性・男性それぞれをターゲットにした商品なども展開されています。
スプレータイプ以外にも置き型タイプや車に設置できるタイプなど幅広い用途に向けて商品展開されているのが特徴です。
布製品や空間の嫌なニオイをリセットして、快適なリフレッシュ空間にしてくれるのが特徴。
消臭効果はもちろん、おでかけ前にシュッとひと吹きすれば24時間ニオイの発生を予防してくれるニオイ予防効果が魅力です。
布上での除菌効果・ウイルス除去効果は脅威の99%、さらに防カビ効果もあるなど嬉しい効果が盛り沢山♪
除菌成分に緑茶エキスを使用しているなど、比較的人体にやさしい成分で製造されています。
小さい子どもやペットがいる家庭でも安心して使うことができるのが嬉しいですね。
ファブリーズとリセッシュの商品ラインナップを紹介
次にラインナップされている商品を比較してみましょう。
ファブリーズはさまざまなシーンに合わせた多数の商品を展開しているのに対し、リセッシュは主に消臭に力を入れた商品が多い印象です。
ファブリーズ
ファブリーズは基本のスプレータイプをはじめ、置くタイプ・車に設置するタイプと、とにかくラインナップが豊富です。
- W除菌+消臭 布用
→消臭、除菌できる基本のタイプ。リニューアル後、シワ取り効果も! - プレミアム
→通称「金のファブリーズ」。消臭成分を最高レベルで配合。 - W除菌+ウイルス除去
→通称「銀のファブリーズ」ウイルス除去成分を最高レベルで配合。 - MEN
→男の5大臭(汗・タバコ・加齢臭・焼肉・体臭)に! - ナチュリス
→100%自然由来の香りが女性に人気 - ミストラル
→部屋用。空気に直接スプレーできる細かいミストタイプ。 - マイクロミスト
→空間用。空気に直接スプレーして消臭、いい香りにしてくれる。 - 置き型部屋用・玄関用・トイレ用
→それぞれ置くだけで消臭できる。トイレ用は除菌効果も! - 車設置型
→車内の消臭に!
使う場所に合わせた最適な配合・形状で確実に効果を発揮してくれるのが嬉しいポイントです。
リセッシュ
ファブリーズのようにさまざまなタイプでの商品展開はなく、商品はスプレータイプのみとなっています。
- 除菌E X
→消臭、除菌できる基本のタイプ。防臭効果が24時間持続。 - デオドラントパワー
→体臭・タバコ・焼肉などのニオイを瞬間消臭。 - アクティブアップ
→加齢臭を撃破&予防。 - プロテクトガード
→消臭・除菌に加え、抗ウイルス効果も! - 消臭ストロング
→布団に染み込んだ尿臭・便臭を徹底消臭。 - フレグランス
→ボタニカルエッセンス配合で気分華やぐ♪
商品数は少ないながらも、さまざまなシーンでの消臭効果に力を入れている印象です。
良い口コミが圧倒的多数!どちらも使いやすい人気商品
それぞれの使用感は口コミを中心に比較していきます。
ファブリーズは衣類・布製品自体の除菌・消臭に、リセッシュは布製品を消臭することで部屋の空気をスッキリさせる用途で使っている場合が多いようです。
また、どちらも使いやすさには定評がありますが、噴射される液体量と使用後の速乾性には違いがあります。
ファブリーズ
まずはファブリーズの口コミから見てみましょう。
噴射される液体量が多いことでメリット・デメリットどちらもあるようですね。
全体としては良い口コミが圧倒的に多く、除菌・消臭剤としてとても信頼されている商品です。
リセッシュ
次にリセッシュの口コミを見てみましょう。
速乾性に欠ける部分があるようで、「ベタつく」という意見がありました。
全体では、こちらも良い口コミが圧倒的多数で「部屋の空気まで消臭できる」という点で人気を集めているようです。
スプレー後に香りが残らず無臭に近いのはリセッシュ
「消臭スプレー後に余計な香りを残したくない」という時、ありますよね。
比較してみたところ、スプレー後、より無臭に近くなるのは「リセッシュ」でした。
それぞれ「無香料」「香りが残らないタイプ」を使った時に感じる香りについて、口コミを比較してみました。
スプレーした時の香りは少ないけれど、特有の香りが残る。
スプレーした瞬間に感じる香りが残ってしまい、「ファブリーズしましたよ」という香りが衣類に付くようです。
いわゆる「ファブばれ」と呼ばれているやつですね。
スプレーした瞬間の香りは強いが、乾燥後はほぼ無臭。
リセッシュは、スプレーした時の香りはファブリーズより強いけれど、残り香はほとんどないという口コミが多く見られました。
強い香りが苦手ならファブリーズ、残り香が気になるならリセッシュを選ぶのがおすすめです。
ファブリーズとリセッシュ消臭成分の比較と効果を解説
ファブリーズとリセッシュ、どちらも衣類・布用消臭剤として抜群の効果を誇る人気商品ですよね。
どちらも衣類・布製品の消臭剤として有名ですが、実は使われている消臭成分には違いがあるのです。
両商品を比較した結果、どちらも「衣類への消臭効果がとても高い」ことが分かりました。
効果が高いっていことは、もしかして危ない成分が使われている…?
身近なものに毎日使う商品だからこそ、安全性も気になりますよね。
「消臭成分」に加えて、「安全性」についてもファブリーズとリセッシュを比較してみたいと思います。
ファブリーズはニオイを元から消し去る消臭成分が優秀
ファブリーズは「トウモロコシ由来消臭成分(サイクロデキストリン)」で、「ニオイを元から消し去る」ことで消臭しています。
「サイクロデキストリン」はトウモロコシ生まれの有効成分で、ニオイの分子を取り込んで消臭する作用があります。
この成分は取り込んだ分子の機能を抑える作用を持っており、医薬品や化粧品、食品にも使われている成分です。
食品の苦味を抑えたり、医薬品の成分を溶けやすくしたりするために使われています。
食品にも使われている、つまり、誤って口に入ったとしても比較的安全な成分であるといえますね。
どうやって消臭しているの?
ファブリーズをシュッとすると、消臭成分であるサイクロデキストリンがニオイの元になる分子を取り込みます。
ここに取り込まれた分子は、持っている酵素や化学物質の反応を失い活動できななってしまうのです。
ニオイの原因になる分子が機能しなくなるので、ニオイを元から断つことができるのですね!
ニオイを元から断って消し去ることができるファブリーズ、消臭効果はとても高いと言えるでしょう。
リセッシュはニオイの元を中和するやさしい消臭成分
リセッシュの消臭成分は「両性界面活性剤」で、「ニオイ成分をにおわない物質に変える」ことで消臭しています。
リセッシュの消臭成分は「両性界面活性剤(両性イオン界面活性剤)」です。
「界面活性剤」って強い成分で危ないイメージがあるけれど大丈夫?
「界面活性剤」と聞くと、強力で危ない成分なんじゃないかと不安に思ってしまいますよね。
ですが、リセッシュに使われているのは「両性」の成分で、毒性が低く低刺激であると言われています。
皮膚刺激がほとんどないので、赤ちゃん用の石鹸などの主成分としても使われている安全な成分です。
どうやって消臭しているの?
まず、空気中のニオイ成分の多くは、プラスかマイナスのどちらかに帯電した物質であることが多いです。
「両性界面活性剤」は分子中にプラスイオンとマイナスイオンどちらにも帯電する部分を持っています。
リセッシュをシュッとすると、この成分を溶かした液体がニオイ成分を吸着。
くっついて成分を中和し、中性に変えてしまいます。
ニオイ成分を中和して性状を変え、「ニオイの原因分子をにおわない状態している」のですね!
ファブリーズと同様に、リセッシュも消臭効果は抜群です。
消臭成分は違うけれど比較するとどちらも効果抜群
ファブリーズとリセッシュ、それぞれの消臭成分の働きをまとめると以下のようになりました!
ファブリーズとリセッシュ、どちらもニオイを元から撃退することができる成分が含まれており、消臭効果がとても高いことがわかりました。
また、どちらの成分も低毒性・低刺激と、比較的安全性の高い成分だということもわかりました。
安全で消臭効果は抜群!1本備えておくと便利ですね。
部屋の臭いが原因?と気になることもありますよね。
服やソファの臭い、実は生活臭かも。
こちらの記事では消臭剤を活用して部屋の匂い消しについて解説しています。
ファブリーズとリセッシュの除菌効果と安全性を比較
ファブリーズとリセッシュ、双方の消臭効果がわかったところで、次に気になるのは「除菌効果」ですよね。
結論からお伝えすると、それぞれの除菌成分を比較したところ、除菌効果が高いのはファブリーズです。
「除菌に使うならファブリーズ一択ということですね!」と思ったあなた、ちょっと待ってください。
確かに、ファブリーズには強力な除菌成分が配合されています。
つまり「毒性が高く皮膚などへの刺激が強い」ということです。
それぞれに含まれる成分は「安全性」に決定的な差があり、より安全性が高いのはリセッシュでした。
ファブリーズとリセッシュの除菌成分、具体的にどのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。
ファブリーズの除菌成分は超強力でちょっと危ない
商品裏の表記を見てみると、ファブリーズの除菌成分は「除菌成分(有機系)」と記載されています。
これだけでは、どんな成分なのか全然わからないですね。
ファブリーズの除菌成分を公式サイトで調べてみると「Quat(クアット)」という成分であることが分かりました。
ネットで調べてみると「Quat=塩化ベンザルコニウム」という成分なのではないかという説が有力でした。
…と言われて「あー、あれね!」とわかる場合の方が少ないですよね。
リンスやトリートメントの主成分ですが、化粧品や薬用石鹸では殺菌成分として使われている殺菌消毒作用の高い成分です。
普段使うものに含まれている成分なら安全に思えますが、高い殺菌消毒作用を持つということは、皮膚への刺激も強いということになります。
特に除菌力が高く、ニオイの元になる雑菌だけでなく、ウイルスもやっつけてくれるとても強力な成分です。
つまりファブリーズの除菌成分は「毒性が高く安全性に欠けるが除菌力は非常に高い」というわけです。
普通に使用するには安全な濃度で配合されていると考えられますが、濃度も公表されていないので確実ではありません。
なんでも舐めたり食べたりしてしまう小さい子どもやペットがいる家庭では、使い方に配慮が必要ですね。
また、皮膚が弱い場合には、大量に衣類に吹きかけることで炎症や痒みの原因になる可能性があるので注意が必要です。
リセッシュの除菌成分は自然由来で安全性が高い
商品裏の表記によると、リセッシュの除菌成分は「緑茶エキス」「除菌剤」でした。
「緑茶エキス」は、緑茶の苦味成分である緑茶カテキンから「タンニン」という成分を抽出したエキスで自然由来の成分です。
タンニンが持つ「タンパク質を変形させる性質」で、菌類(大半がタンパク質でできている)にダメージ与えて除菌します。
私たちが普段から口にしているお茶から抽出した自然由来の成分なので、人体や環境にやさしく、安全性も高いというわけです。
また、「除菌剤」という詳細が謎の成分も含まれています。
調べてみると、この成分は「緑茶エキス」で足りない分の除菌力を補う程度に配合されているようでした。
あくまで自然由来成分での除菌作用が中心なので、ファブリーズより安全性が高そうという結果になりました。
除菌効果が高いファブリーズと安全性が高いリセッシュ
ファブリーズとリセッシュ、それぞれの除菌成分についてまとめると以下のようになりました。
除菌効果が高いのはファブリーズ、安全性が高いのはリセッシュという結果でした。
しっかり除菌したい衣類にはファブリーズ、長時間肌に触れる布団にはリセッシュなど使い分けると良いかもしれませんね。
消臭効果だけでなく、高い除菌効果も欲しいあなたにはファブリーズがおすすめです。
おでかけ前後で衣類にスプレーするだけで、ウイルスや菌を徹底除菌、お部屋に持ち込むのを予防してくれます。
「風邪・感染症対策、何から始めよう」と考えているあなた、お守り代わりに1本備えておけばきっと役立ちますよ♪
まとめ
- ファブリーズとリセッシュ、比較したら消臭・除菌作用が異なり、効果が高いのはファブリーズだった
- ファブリーズは布製品、リセッシュは空間にも使える消臭剤で、表記されている品名が違う
- 無香料や香りが残らないタイプで、スプレー後の残り香が少ないのはリセッシュ
- ファブリーズの消臭成分は「トウモロコシ由来成分」で、ニオイを元から消し去る効果がある
- リセッシュの消臭成分は「両性界面活性剤」で、ニオイ成分をにおわない状態にする効果がある
- ファブリーズとリセッシュ、どちらも衣類への消臭効果はとても高い
- どちらも除菌効果は高いけれど、比較するとより優秀なのはファブリーズ
- リセッシュは自然由来の除菌成分で安全性が高い
- ファブリーズは除菌効果が強力な分、リセッシュと比較すると安全性が低い
似ているイメージがあるファブリーズとリセッシュ、それぞれに特徴があり、長所と短所がありました。
それぞれの特徴がわかると、あなたの欲しい効果に合わせて商品を選ぶことができるのではないでしょうか。
あなたの快適な毎日のために、この記事が商品選びの参考になってくれると嬉しいです。
高い除菌効果を求めているあなたには、シュッとひと吹きするだけで風邪や感染症対策にも役立つファブリーズがおすすめです♪
除菌効果だけでなく消臭作用も優秀で、衣類の気になるニオイを徹底消臭してくれます‼︎
リニューアル後は衣類のシワ取りもできる嬉しい機能が加わっているので、一家に1本常備しておきたい商品です。
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