実は、スーパーで売られているインスタント味噌汁のほとんどに添加物が入っています。
便利だけど、添加物など体に悪そうな成分が含まれているのか心配ですよね。
私も1人分を用意するのが面倒なときのために常備していますが、飲みすぎはよくないと感じています。
この記事では、インスタント味噌汁に含まれる添加物を調査しました。
無添加や調味料のないインスタントお味噌汁もありますよ♪
無添加と添加物入りの違いやおすすめ商品、味噌汁の塩分にも触れますので、ぜひ最後までチェックしてください。
- インスタント味噌汁を日常的に食べていて、添加物が気になり調べたい
- 無添加のインスタント味噌汁があるのか知りたい
- インスタント味噌汁の添加物以外で、体に悪い理由が知りたい
無添加のインスタント味噌汁を探しているのなら、「マルカワみそ」のインスタント味噌汁がおすすめ。
フリーズドライ製法で、160mlのお湯を注ぐだけで簡単に無添加のお味噌汁が飲めますよ♪
あおさ、わかめ、ゆずわかめ、ほうれん草の4種類の味噌汁から選べます。
インスタント味噌汁の添加物を徹底調査して詳しく解説

スーパーで売られているインスタント味噌汁には、主に4つの添加物が使われています。
4つの添加物は以下の通りです↓
- 調味料
- 酸化防止剤
- 凝固剤
- 酒精(生味噌タイプに限る)
それぞれの特徴を詳しく調査してみました♪
うま味を加える調味料は塩分少なめでもおいしく感じる
食品にうま味を加える添加物のことを「調味料」といいます。
調味料が加わると味が調うので、おいしいと感じます。
うま味が加わることで、味噌汁の塩分が少なくてもおいしく食べられるメリットもあるのですよ。
逆にうま味に慣れすぎると、食品本来の味が分かりづらくなることも。
砂糖や塩などの食品と同じように、こちらは摂取しすぎには注意が必要です。
私は、普段からお味噌汁は煮干しや昆布を使っただしで食べています。

たまにインスタント味噌汁を利用すると、濃い味だと感じるのですよね。
酸化を防ぐ酸化防止剤で長くおいしく品質を維持できる
食品が酸化することを防ぐ添加物のことを「酸化防止剤」といいます。
酸化とは食品の色や風味が失われることを指します。

私も酸化した食べ物は、見た目が悪く捨ててしまった経験があり、もったいないなと思ったことも。
その他にも、酸化した食品を摂取すると、内臓に負担がかかりやすくなるなんてこともありますよ。
このように酸化による品質の低下を防止し維持するのが、酸化防止剤です。
酸化防止剤は、食品に代わり自身が酸化することで、食品の酸化を防ぎます。
食品を固める凝固剤はとうふの製造に必要な存在
食品を固めるための添加物のことを「凝固剤」といいます。
インスタント味噌汁に含まれるとうふは凝固剤がないと作れない食品ですよね。
よく聞く「ニガリ」も添加物として記載が義務付けられています。

私はニガリが健康によいものだと思っていたので、それが添加物とは驚きでした。
凝固剤には「ニガリ」も含め、5種類の添加物があります。
それらをとうふの種類に応じて使用しているのです。
とうふ製造者が、凝固剤をミックスさせて凝固させている場合もあるようですよ。
色や味の変化を緩やかにする酒精は容器の変形も防ぐ
味噌の発酵を防ぐために必要な添加物のことを「酒精」といいます。
発酵すると二酸化炭素が発生し、袋や容器の変形につながってしまうことも。
容器の変形を防ぐために「酒精」が使われているのです。
そのため、「生味噌タイプ」のインスタント味噌汁にのみ酒精は使われています。
また発酵をとめることで、着色変化や味の変化を緩やかにしてくれますよ。
私は生味噌タイプが好きなので常備していますが、常温保存でも色や味の変化を感じないのは酒精のおかげだったのですね。

酒精を使用して発酵がとまるのなら、味噌のよい効果はなくなるの?

食べるときに発酵しているか、いないかは、特に関係ないようです。
お味噌ができるまでに発酵が必要ですが、食べるときに発酵していないからと言って、味噌の栄養面は変わりません。
添加物は原材料の最後に記載されている
原材料はパッケージの裏面に記載されています。
ほとんどの場合「/」の後に記載されているものが添加物となっています。
ときどき、「/」がなく原材料の最後に記載されていることもあるので、注意してみてみましょう。
「無添加」とパッケージに書いてあっても、実際は原材料を見ると添加物が含まれる商品もあります。

私がスーパーで見かけたインスタント味噌汁には「無添加」の表記はありませんでした。
こちらは消費者へ誤解のないような記載に変えるため、記載方法を見直している最中のようです。
こちらはインスタント味噌汁に限ったことではありません。
他の商品でも「完全無添加」か見極めたい場合は、原材料をしっかり確認しておく必要があるでしょう。
インスタント味噌汁の添加物なしとありの特徴を解説

添加物なしと添加物入りのインスタント味噌汁の特徴は、味や価格に違いがあります。
添加物なしと聞くと、安心して食べることができそうですね。
ここでは、添加物なしとは「無添加」のことを指します。
ただ、添加物の目的を考えると、添加物入りには食品の品質維持や低価格などの良さも。
無添加のインスタント味噌汁と添加物の入っているインスタント味噌汁、その特徴を調べてみました♪
無添加は値段が高く入手しにくいが食材の味を楽しめる
無添加のインスタント味噌汁は、スーパーではほとんど見かけることがありませんが、食品本来の味を楽しむことができます。
なんといっても、添加物なしの原材料は安心ですよね♪
無添加インスタント味噌汁のメリットを調査してみました♪
- 添加物が加えられていないので、体のことを考えると安心
- 妊娠中も安心して食べられる
- 素材そのままの味が楽しめる
味を調える調味料が入っていないため、天然だしでのうま味かだし無しとなります。

同じような商品でも、無添加と添加物入りでは味が違うのですか?

添加物入りの同じような商品を買ったときに、無添加と比べて味が濃いと感じました。
食品そのものの味を楽しみたいなら、無添加のインスタント味噌汁はおすすめですよ。
逆に、無添加味噌汁のデメリットはなんでしょうか?
- 価格が高い
- 生味噌タイプの無添加味噌汁は売られていない
- 原材料を毎回チェックすることが、ストレスとなり時間もかかる
無添加食品はどれも高い価格設定です。
毎日食べてしまうと、お財布には痛いですよね。
さらに「完全無添加」のものを探すことは、時間もかかり大変です。
できれば無添加のものを食べたいですが、ストレスのない範囲で無添加のインスタント味噌汁を探してみるとよいですね♪
添加物入りは味もよく手に入りやすいのがメリット
スーパーに売られているインスタント味噌汁には、添加物が含まれていますが、いつでも手軽に買うことができます。
インスタント味噌汁の添加物の目的は、以下の点があげられます↓
- 長持ちさせ、食中毒を予防する
- 添加物を加えることで、価格を安く提供できる
- 色や香りのよさを維持する
- 味をととのえる
加工食品は、添加物が入ることでおいしさを維持できています。
生活をする上で、全ての添加物を排除することは正直すごく難しいことだと思います。
ほとんどの加工品に添加物が含まれているといってもよいでしょう。
全ての添加物が体に悪いと考えず、製造過程で必要な添加物があることも理解しておきましょう。
それでも、添加物の摂取しすぎは体に害があるのではないかと心配ですよね。

できれば添加物の摂取量を少なくしたいですが、どうしたらよいでしょう。

インスタント味噌汁だけではなく、できる限り添加物の摂取量を少なくする食事を心がけましょう。
インスタント味噌汁のおすすめ商品3選を紹介

無添加や化学調味料のないおすすめのインスタント味噌汁がありますよ♪
無添加のインスタント味噌汁はネットで販売されていますが種類が少なく、見つけるのが大変でした。
生味噌タイプはどうしても「酒精」がないと袋が膨張してしまいます。
そのため、生味噌タイプの完全無添加を探すことはできませんでした。
フリーズドライと冷凍保存の味噌汁に、完全無添加の味噌汁を見つけました。
また、生味噌タイプの化学調味料がないおすすめのインスタント味噌汁を紹介しますね♪
フリーズドライの完全無添加はマルカワみそ
国産の味噌で完全無添加、フリーズドライ製法のインスタント味噌汁が「マルカワみそ」から販売されています。
マルカワみそのインスタント味噌汁には「だし」が入っていません。
1年熟成させた味噌を使うため、だしがなくてもうまみがあります。
味噌は有機栽培された「有機味噌」を使っていますよ。

有機栽培ってよく聞きますが何ですか?

有機栽培とは、化学肥料や禁止されている農薬を使わずに栽培することをいいます。
原材料も全て国産なので、こだわりを感じますよね。
上記で紹介した添加物は一切含まれていません。
添加物の量を気にすることなく食べられるのでおすすめですよ。
160mlのお湯をそそぐだけで、簡単にできる完全無添加のインスタント味噌汁です。
フリーズドライは最後に固めるため、本来はでん粉が必要です。
でん粉には酸化防止剤が入ることがあるため、長芋を使い固めることで完全無添加を実現しています。
冷凍保存された無添加味噌汁ならお惣菜おかわり
「お惣菜おかわり」から無添加で作り方も簡単な味噌汁も販売されていますよ♪
こちらは常温保存ではなく、冷凍保存をする味噌汁です。
湯せんやレンジで温めることでおいしく食べられます♪
お湯をそそぐよりは少し時間もかかるし面倒に感じるかもしれません。
それでも、具がごろっとしているのが冷凍味噌汁のよいところではないでしょうか。

だしは、いわし節、昆布、かつお削りぶし、さば削りぶしです。
調味料は一切入っていませんよ。
価格はちょっとお高めですが、そのぶん満足度も高そうです。
いつもと違う手軽にできるお味噌汁が飲みたいときに、おすすめですよ♪
化学調味料、着色料、香料、保存料は全て不使用の冷凍保存タイプのお味噌汁です。
いざというときのためや、プレゼントにも喜ばれる特別感のあるお味噌汁ですよ♪

化学調味料不使用の生味噌タイプならひかり味噌
化学調味料不使用のスーパーでも買えるインスタント味噌汁が、「ひかり味噌」から発売されています。
こちらは完全無添加のインスタント味噌汁ではありません。
それでもスーパーで購入できるなら、急に欲しくなったときに重宝しそうですよね。

私もひかり味噌のインスタント味噌汁を食べたことがありますが、具がゴロゴロしていておいしいですよ♪
化学調味料を使用せず、味噌とかつおだしで味を調えています。
味も薄味で美味しかったのでおすすめですよ♪
ですが、生味噌タイプのため「酒精」を使っています。
それでも化学調味料不使用なのはうれしいポイントですよね!!
化学調味料不使用のお湯をそそぐだけでできる、インスタント味噌汁です♪
できるだけ調味料の使っていないものを探しているのなら、ひかり味噌のインスタント味噌汁がおすすめです。

インスタント味噌汁が体に悪い理由は塩分量も関係する

インスタント味噌汁には塩分が多く含まれているため、それが体に悪いと思われがちな原因のひとつ。
インスタント味噌汁の添加物はもちろんですが、塩分も気になりますよね。
なんでも食べすぎは体に悪いので、バランスを考えてインスタント味噌汁も使いたいですね。
インスタント味噌汁の塩分量と1日に必要な塩分量は、どのくらいなのでしょうか。
また塩分に注意するポイントや、塩分過多による影響を調査してみました。
インスタント味噌汁の塩分量は多いので摂取量に注意
実は、インスタント味噌汁の塩分量は多いため注意が必要です。
インスタント味噌汁を飲みすぎると、あっという間に塩分過多になってしまう場合も。
インスタント味噌汁は塩分が高いので、飲む量は1日1杯までがよいでしょう。
健康志向のあなたなら、ぜひ塩分量も考えて生活しましょう。
それでは、インスタント味噌汁の塩分量をみてみましょう↓
普通タイプのインスタント味噌汁:1.5グラム~2.0グラム
減塩タイプのインスタント味噌汁:0.8グラム~1.2グラム
塩分が多いものだと2.0グラムの塩分を摂取することになります。
ちなみに、家庭で作る場合の味噌汁も2.0gほど。
1日あたり必要な塩分量は、成人男性の場合は7.5グラム未満、成人女性の場合は6.5グラム未満です。
ちなみに、平均で1日男性11.0グラム、女性で9.3グラムの塩分を毎日摂取しているようです。

インスタント味噌汁を1杯飲むだけで、1日の必要量のおよそ3分の1も摂取してしまいます。
普通タイプのインスタント味噌汁を毎食飲むだけで、【2.0グラム×3食=6.0グラム】の塩分量とは驚きですね!
ほぼ1日分の必要塩分量になってしまいます。
一方で、日本人の平均摂取量と比べると、インスタント味噌汁1食は全体の約20%。
日本高血圧学会の研究では、1週間あたりに味噌汁の飲む頻度を減らしたとしても血圧には変化がなかったという研究データがあります!
みそ汁の摂取頻度と血圧の間に関係性は認められませんでした。また、みそ汁は食塩摂取量の独立した決定要因ではなく、1日1杯程度のみそ汁のある食生活が血管年齢を10歳程度改善する傾向があることも確認されました。
引用 第36回 日本高血圧学会報告リリース
むしろ味噌汁を飲むという規則正しい食生活習慣があるほうが、健康にはいい効果があるのかもしれませんね♪
また、味噌汁の場合は塩分とともに水分や野菜類(カリウム)も一緒に摂りますよね。
上がってしまった塩分の排出には水分やカリウムの摂取が欠かせません。
しっかり水分・カリウムを摂り、尿として排出させることで高血圧症を回避することにも繋がるでしょう。
塩分の摂り過ぎは体に悪いと思われがち。
ですが、規則正しい食生活がないことのほうが、血圧など健康面に悪影響を及ぼす可能性に注意しましょう。
塩分を控えたいなら減塩タイプを選ぼう
塩分を少しでも抑えたいなら、インスタント味噌汁は減塩タイプを選択しましょう。
塩分を多く摂りすぎると体に悪いといわれます。
のどの渇きや体がむくむ原因になることも。
塩分過多の状態が続くと、他の重大な病気の原因にもなるため注意が必要です。
現代では塩分を摂りすぎている傾向があるようです。
逆に、塩分は体に必要な栄養素でもあるため、バランスよく食事に摂り入れたいところ。
実際に、私も普通タイプと減塩タイプを食べ比べしましたが、食べ比べて初めて塩分量の違いが分かりました。
インスタント味噌汁は食事のおともですから、減塩タイプで十分だと感じました。
塩分の摂取量にも気を付けて、バランスのよい食事を意識してみましょう♪
塩分過多にならないためのすぐにできる工夫
塩分過多にならない簡単な工夫を調査してみました♪
減塩タイプのインスタント味噌汁を使うことはもちろんですが、他に工夫できることがあるなら実践してみたいですよね。
- 生味噌タイプのインスタント味噌汁の場合、味噌を少なめに入れる
- 他の食事で塩分量を減らす
こちらは簡単に実践できることなので、塩分が気になるときはぜひ試してみてくださいね♪
添加物や塩分も気になるところではありますが、ストレスのない範囲でうまく付き合っていきたいですね♪
まとめ

- スーパーで売られているインスタント味噌汁のほとんどに添加物が入っている
- インスタント味噌汁には主に4つの添加物(調味料、酸化防止剤、凝固剤、酒精)が入っている
- 原材料に添加物の記載があり、多くは「/」の後に書かれている
- 無添加のインスタント味噌汁は価格が高く入手しにくいが、食材そのままの味を楽しめる
- 添加物の入ったインスタント味噌汁は、味が調えられており低価格で入手できる
- スーパーではほぼ売られていないが、ネットでは無添加のインスタント味噌汁が売られている
- スーパーには無添加ではないが、化学調味料不使用のインスタント味噌汁が売られている
- インスタント味噌汁は塩分が多いため、1日1杯にしておくことが理想
- 塩分を少しでも減らしたい場合は、減塩タイプのインスタント味噌汁を選択する
味噌汁は毎日飲みたいからこそ、健康に悪そうな添加物が入っていないか気になるところです。
それでも、インスタント味噌汁は簡単に用意できるのでストックしていると安心ですよね。
添加物が気になる場合には、無添加や添加物の少ないインスタント味噌汁なら安心です。
無添加や塩分控えめの食事を心がけることができると、安心した生活が送れそうですね♪
だし不使用の無添加インスタント味噌汁が「マルカワみそ」から販売されていますよ。
全て国産の原材料で、有機味噌を使用しています。
味噌本来の味わいを楽しみたいあなたには、おすすめのインスタント味噌汁ですよ♪
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