豆乳スープや豆乳鍋を作ろうとして、モロモロになってしまったことがありませんか?
なんだか見た目もちょっと・・・。でも捨てるのがもったいないのでどうにかしたいですよね。
豆乳スープが分離したら、まず片栗粉で復活を試みて、ダメならミックスビーンズやにがりを混ぜて食べちゃいましょう!
分離したら食感も変わってしまうのですが、似たような大きさの豆類・コーンで意外と気にならなくなります。
また、にがりを混ぜると豆腐になるので、分離したら豆腐としてガブッと食べちゃうのもおすすめですよ。
沸点が低くあっという間に沸騰し、固まってしまう豆乳スープ。
均一に加熱したり、固まりにくくする効果のある昆布だしを入れることで、豆乳スープの分離を防げます。
ぜひ参考に、おいしく豆乳スープをつくりましょう♪
豆乳を定期的に取るなら、市販の豆乳よりも安く楽しめる豆乳クラブがおすすめです。
できたて豆乳を使って、おいしい豆乳スープも楽しめます!
豆乳のおいしさを知っているあなただからこそ、より安く、毎日継続してみませんか?
【豆乳くらぶ】〜あなたの豆乳生活に〜豆乳スープが分離したら片栗粉で復活を試みよう
分離してしまった豆乳スープを、完全に元へ戻すのは難しいでしょう。
豆乳スープが分離したら片栗粉やにがり、ミックスビーンズを使って対処・アレンジすることで捨てずに食べきれます。
元の味・食感には戻らずとも、なんとかしたいあなたにおすすめの方法を3つ伝授します!
少量の片栗粉で全体を少しとろみづけして対処しよう
豆乳スープが分離したら、まずは片栗粉を使って対処してみましょう。
モロモロにしてしまった豆乳スープ全体にとろみづけすると、まとまりが出るのでスープとして楽しめるかも知れません。
- 冷えてしまっている場合は、豆乳スープを再加熱
- 豆乳スープを一度冷やして、ゆっくりと混ぜる
力を入れると不必要に泡立ってしまう
- ラベルザルを使って裏ごしする
細かいモロモロも気になるならキッチンペーパーを使うと良い
- ラベル片栗粉を加えて混ぜる
均一に混ぜないとダマになってしまう可能性があるので注意
片栗粉が豆乳の成分をつなぎ止めてくれます。
ちなみにスープ500mlに対して、小さじ1〜2程度を入れるといいでしょう。
加熱で分離させてみた豆乳スープに入れて見たところ、蒸発具合によりますが小さじ2程度でなめらかなとろみがつきました。
ですが以上の手順を試してもダメな場合は、新しいスープを作り直すことをおすすめします。
セットして15分で、温かい豆乳を作れるところが魅力の豆乳くらぶ。
3ステップですぐに豆乳スープも作り直しができますよ♪
すぐ使いたいときにもおすすめな豆乳くらぶ、毎日豆乳を飲むあなたにおすすめです。
【豆乳くらぶ】〜あなたの豆乳生活に〜ミックスビーンズで舌触りが気にならないアレンジを
どうしても諦めきれない、そんな時は似たような大きさ・食感のものを追加投入してみるのもおすすめ。
モロモロになった豆乳とミックスビーンズはサイズ感も似ていますので、ピッタリのアレンジ方法です。
豆乳スープが分離したら気になる食感も、たっぷりとミックスビーンズを入れることで気になりにくくできます。
ミックスビーンズは缶詰でも販売されているので、お家にあるならぜひ試してみてください♪
ちょっと多いかな?と思うくらいたっぷり入れるのがおいしく食べきるコツです。
カップ1杯の豆乳スープに対して80gくらい入れると、食感の違いが気になりませんでした。
また、ビーンズだけじゃなくコーンも入れるとつぶつぶ感もUP!!
捨てるのがもったいないあなたにぴったりのアレンジ方法でしょう。
あえてにがりを追加して豆腐にしちゃおう♪
豆乳ににがりを加えると豆腐になる性質をいかし、分離した豆乳スープににがりを入れるアレンジもおすすめです。
豆乳スープ150cc(カップ1杯くらい)に対し、小さじ1程度のにがりを追加すると固まります。
スープとしてではなく豆腐としてなら、モロモロが気になりにくくなりますよ。
豆乳スープが分離する原因は3つ!!酸と温度が影響
豆乳スープが分離する主な原因は、全てタンパク質の構造変化によるものです。
酸性のものが触れたり、加熱時の急激な温度変化などの刺激により、タンパク質は簡単に固まってしまいます。
この項目では豆乳スープが分離する原因と、防ぐためにできることについて解説します。
レモンなどの酸を含む食材が入っている
レモンやトマトなど酸性の性質を含む食材を豆乳スープに入れると、タンパク質が固まって分離してしまいます。
この現象は、イソエレクトリックポイント(略称:pI)という概念ですでに立証されている現象なんです。
昔牛乳にレモン汁を入れてカッテージチーズを作ったことがあるわ。
そう、それも同じイソエレクトリックポイントの現象により、できるものです。
ちなみに酸を含む代表的な食材はこちら↓
特に豆乳トマトスープや豆乳キムチスープは、自作しようとすると十中八九失敗してしまいます。
酸味のある成分はアクセントになったり、健康にも良かったりとメリットが大きいですよね。
ですが豆乳スープを分離させてしまう原因になるので、酸味のある食材・調味料は避けましょう。
加熱しすぎて豆乳のタンパク質が変性してしまった
豆乳に含まれる大豆タンパク質は60度以上まで加熱すると、構造が変わり固まってしまいます。
具体的には63度を超えると固まり始めて分離してしまうそうです。
しかも豆乳は水と違い、沸騰するまでの温度(沸点)が80度と低いのも特徴。
強火にかければ、モノの数分で沸点に達してしまいます。
500ccの水を沸騰させるのに3分弱、豆乳スープは実際に試すとおよそ2分でグツグツ音を立て始めました。
グツグツ音をたてると同時に、豆腐のようなモロモロしたものが生じ始めましたね。
沸騰させないことが、分離させないためのコツです!
鍋で火にかける際は、全体をゆっくり混ぜて急激に温度が上がらないようにしましょう。
混ぜることで全体の温度が均一に、かつ空気を取り込めるので温度の上昇もゆっくりになります。
冷えてしまって逆にタンパク質が固まってしまった
タンパク質は冷やしすぎると凝固、固まってしまう特性も持っています。
これを応用させた豆乳アイスが話題になった時期もありましたよね。
一度温めた豆乳スープが冷えてしまい、タンパク質の構造が変化してしまうと分離することもあります。
とはいえ、実際温めた豆乳スープは数十分程度冷めたくらいでは特に変化はありませんでした。
冬の寒い日に一晩置いて冷蔵庫並みに冷えると、固まってしまう可能性はありえそうですね。
また鍋の具材や空気中に含まれる多くの雑菌が豆乳に触れることで、冷えたときにかたまってしまうこともあるそうです。
一度温めた豆乳スープはなるべく早めに食べきりましょう。
豆乳スープが分離しないコツ3つ!!均一に混ぜるがカギ
豆乳スープが固まって分離してしまう理由には酸性の物質・温度の変化に弱いことが挙げられます。
分離しないコツは、逆に沸騰させないよう均一に加熱したり、昆布を使ったりすることです。
混ぜながらの加熱や、昆布の性質をいかしてモロモロになりにくく調理してみましょう。
この項目では豆乳スープ調理時に分離させないコツについて、3つのポイントに絞って詳しく解説します♪
豆乳の温度管理や加熱方法に注意する
常温での保管と、弱火でゆっくりと全体を加熱することが、豆乳スープの分離しないコツです。
冷蔵庫で保管すると、10度以下に冷やされますよね。
豆乳に含まれるタンパク質は加熱にも冷却にも弱いので、なるべく常温で保管しておくと固まりにくくなります。
そして、加熱する時は沸騰させないことがポイントです。
弱火で時間をかけて、ゆっくりと加熱し人肌よりも少し温かいくらいを目安にしましょう。
ゴムベラなどで全体をゆっくりとかき混ぜながら加熱すると、急速な加熱も防げますよ。
均一に、ゆっくり加熱していき、固まってしまうのを防ぎましょう。
また、鍋に入れる前に容器を軽く揺らして、全体を混ぜておくのも有効です。
豆乳スープを分離させないコツは、スープも加熱も「均一に」が秘訣ですね!
予め混ぜておく、加熱途中でも混ぜておく、そうすると分離させずにおいしく食べられます。
スープの具材は予め加熱やレンジで火を通しておこう
豆乳は加熱に弱いので、豆乳を加える前に具材を温めておくことで分離を回避できます。
弱火で沸騰させないような状態の場合、野菜に火を通すのは難しいでしょう。
別の鍋で茹でたり炒めたり、電子レンジ等で火を通しておけば加熱時間も最小限で済みますよ。
また具材が入った状態の豆乳スープって、ちょっと混ぜにくいんです。
均一に混ぜることで分離も防ぎやすいため、なるべく具材を入れない状態で加熱して最後に具材の豆乳がおすすめです。
昆布だしを入れて和風豆乳なべにするといい
昆布には水分をホールドさせる力があり、豆乳スープに入れることで水分と調和させ分離を防ぐ効果が期待できます。
また、酸化を防いでくれる効果も昆布にはあります。
タンパク質が酸性に弱い特徴も、昆布を入れることでその問題も解消できるんです。
昆布の多糖類と不飽和脂肪酸がもたらす効果により、分離しやすい豆乳スープを安定させてくれるのです。
ちなみに混ぜやすい粉末昆布だしより、大判にカットした昆布の方がより分離を防いでくれている気がしますね。
何よりおいしい昆布を使うと、豆乳スープの味に更に深みができるのでおすすめです♪
豆乳鍋を出す和食のお店でも、土鍋に大判昆布が入っていましたよ!
和食のプロも実践している方法、間違いないでしょう。
囲炉裏+土鍋で楽しむ豆乳鍋ですが、これまで豆乳が固まったところを見たことがありません。
鍋の豆乳スープが減っても、最後まで湯葉ができるだけでおいしく楽しめます。
ちなみに市販の豆乳鍋用のスープにも、昆布エキスなど昆布が含まれていますよ。
ならかつおだしはどうか、気になりますよね。
昆布だしには分離を防ぐ効果はありますが、かつおだしには防ぐ効果を期待できません。
風味付けにはなるので、入れてもいいのですが昆布を忘れず入れることのほうが大事でしょう。
まとめ
- 豆乳スープが分離したら片栗粉を使っての対処がおすすめで、500ccの豆乳スープに小さじ1程度入れると良い
- 分離したら豆乳スープのモロモロとミックスビーンズはサイズ感も似ているので、ミックスビーンズを入れてみるのもおすすめ
- 豆乳ににがりを加えると豆腐になる性質をいかし、豆乳スープが分離したらにがりを入れるアレンジもおすすめ
- レモンやトマトなど酸性の性質を含む食材を豆乳スープに入れると、タンパク質が固まって分離してしまうので避ける
- 豆乳に含まれる大豆タンパク質は60度以上まで加熱すると固まりやすく、沸点が80度と低いのですぐに沸騰してしまう特性がある
- 常温での保管と、弱火でゆっくりと全体を加熱することが、豆乳スープの分離しないコツ
- 豆乳は加熱に弱いので、豆乳を加える前に電子レンジなどで具材を温めておくと分離するリスクを回避できる
- 昆布には水分をホールドさせる力があり、豆乳スープに入れることで水分と調和させ分離を防ぐ効果が期待できる
豆乳スープって油断するとあっという間にモロモロに、分離してしまいますよね。
分離したらそのままではなく、アレンジして食べるのがおすすめです。
もちろん分離させないように工夫してスープを作り、次に作る時はおいしくいただきましょう♪
豆乳を定期的に取るなら、市販の豆乳よりも安く楽しめる豆乳クラブがおすすめです。
できたて豆乳を使って、おいしい豆乳スープも楽しめます!
豆乳のおいしさを知っているあなただからこそ、より安く、毎日継続してみませんか?
【豆乳くらぶ】〜あなたの豆乳生活に〜
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