重曹やクエン酸を飲むと健康にいいという話を聞いたことがありませんか?
便秘・疲労回復、ストレス緩和・睡眠の質を改善する効果などが期待でき、飲むメリットがたくさんあります。
デマではないんです(笑)
ただ、がん予防に期待できるというのはデマの可能性が高いでしょう。
あくまでも生活習慣を整えることのほうが、健康にはいい効果が期待できますよ♪
この記事ではデマかどうか真相を追求するとともに、正しく飲む方法や注意点について解説します。
重曹とクエン酸を混ぜてできる炭酸水、ちょっと飲みにくいと感じることも。
こちらならレモンやグレープフルーツなど、飲みやすいフレーバーもあるのでおすすめです!
重曹やクエン酸を飲むと良いのはデマではない!!
重曹やクエン酸を飲むと健康に良いという話が広がっていますが、デマではなく真実です。
デマだと言われる裏には、「効果が感じられない!」という口コミがあるからです。
あなたが抱えている健康問題によっては、効果を感じにくいかも知れません。
ですが、重曹やクエン酸には確かに健康面でプラス効果が期待できます。
この項目では重曹・クエン酸を飲むことで得られる健康面での効果について、詳しく解説します。
便秘や疲労回復など確かに健康面のプラス効果はある
水に重曹やクエン酸を混ぜると炭酸水に。
この炭酸水には便秘・疲労回復、ストレス緩和・睡眠の質を改善する効果などが期待できます。
重曹・クエン酸がもたらす効果を簡単にまとめた表をご覧ください。
重曹 | クエン酸 |
---|---|
・炭酸ガスの発生により、便秘が解消できる ・胃酸を中和させて胃や食道の調子を整える ・胃液の分泌を促し、消化を促進させる ・疲労回復効果 | ・エネルギー代謝を促進する ・利尿作用 ・食欲増進作用 |
重曹とクエン酸を合わせて摂ることで、老廃物の排出と代謝の向上が期待できることがわかります。
ただ、健康に良いとされつつも重曹・クエン酸には1日あたりの摂取量には上限が決まっているんです。
1日の摂取上限となる目安量は、
重曹は〜小さじ1杯/クエン酸は〜小さじ3杯
とされています。
重曹の過剰摂取は血圧上昇・むくみに、クエン酸は嘔気・嘔吐やアレルギー反応などといった症状が出てしまう可能性も。
どんなものにも、有効な効果もあれば副作用もあります。
重曹やクエン酸を飲むことが健康に良いというのはデマではなく、有効です。
だからといって、摂りすぎれば健康を害してしまいますので適正量を守りましょう。
がん予防に効くというのはデマの可能性大
炭酸水自体にがん予防の効果があるというデマが広がっていますが、こちらは正しいとは言えません。
炭酸水には便秘や疲労回復などさまざまな効果がありますね。
炭酸水に含まれる炭酸ガスで間食や暴飲暴食を避けられるため、がんになりにくい生活習慣を獲得できるんです。
むしろ砂糖などの過剰摂取こそ、癌の原因になりえてしまいます。
もちろん代謝が良くなる、血の巡りも良くなる効果が期待できることもがん予防に繋がるでしょう。
がんの予防においては、喫煙や暴飲暴食、サプリの過剰摂取などは逆効果。
胃酸による胃粘膜の炎症や、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌[Helicobacter pylori : H. pylori])の持続感染を引き起こしたりすることにより、胃がんのリスクを高めると考えられています。
引用:国立がん研究センター がんの発生要因
ストレスが溜まって喫煙・飲酒・暴飲暴食を繰り返す方が、がんに繋がる可能性も高いのです。
重曹やクエン酸には疲労回復効果が期待できることからも、生活習慣を整えることによるがん予防効果が期待できるでしょう。
ちなみに最近はがん予防に効果が期待できるとし、補助療法的に用いることもあるそうですね。
ただ、やはり科学的に立証されていない点も含め、私は正直重曹だけに頼るのは良くないと感じます。
「病は気から」ともいうくらいですし、やはり日頃の習慣の方が予防に効果があるのではないでしょうか。
ぜひあなたも、重曹やクエン酸を飲むことだけじゃなく、健康習慣をつけることを意識していきましょう。
重曹やクエン酸を飲むタイミングは毎食事前がおすすめ
重曹やクエン酸は水150ccに溶かして、毎食前+就寝前の計4〜5回に分けたタイミングで飲むのがおすすめです。
一度に摂っても、クエン酸は体内に保持させられる量には限界があります。
体外に排出されてしまうので、少量ずつ3時間以上空けての摂取がおすすめなんです。
この項目では重曹・クエン酸を飲むタイミングや、おいしいはちみつレモン炭酸水の作り方を紹介します。
一度に大量摂取しても体外に排出されて逆効果
特にクエン酸は体内に大量に溜め込めないため、一度に摂っても尿などで体外に排出されてしまいます。
そのため、少量のクエン酸をこまめに摂る方が効果を得やすくなります。
朝・昼・夕食の時+夜寝る前の計4回のタイミングに分けて、重曹・クエン酸を混ぜた水を飲むと良いでしょう。
水を摂取してから尿になるまで約3時間くらいと言われています。
次の飲むタイミングまで、概ね3時間くらいは間を空けるといいですね!
健康効果を有効活用するためにも、重曹やクエン酸を混ぜた水は運動前・食事前といったタイミングが効果的です。
運動後でも効果は得られるかも知れませんが、飲んでから身体の中で作用するまでに時間がかかりますよね。
加えて運動効果を十分に得るという点では、予め代謝を促進させておくこともおすすめです。
これらの点をふまえ、運動や食事の前となるタイミングでこまめに摂取するようにしましょう。
重曹やクエン酸を混ぜてできる炭酸水の簡単レシピ♪
砂糖を入れずに、かつ飲みやすい炭酸水のレシピを紹介します。
- 材料・冷たく冷やした水150cc
・重曹 1g
・レモン汁 大さじ1〜2※
・はちみつ 小さじ1※重曹は純度の高い食用のものを用意する
※レモン汁やはちみつはお好みに合わせて量を調整しましょう - 作り方1水にレモン汁を入れてよく溶かす
- 作り方21のレモン水に重曹を加えて混ぜる
入れるとすぐにシュワシュワと泡立ち始める
- 作り方3最後はちみつで味を整えたらできあがり
とろっとしているのでしっかり混ぜるのがポイント
絞ったレモン汁には100g中約6gのクエン酸、大さじ1=15ccには約1gのクエン酸が含まれています。
1日の最大摂取量が小さじ3杯=15gを、1日4〜5回に分けるとすると1回3gくらい。
食事からの摂取も加味すると、意図的にクエン酸を摂るなら1〜2gくらいまでが良いでしょう。
また味の調整には、はちみつがおすすめ。
はちみつには保湿・抗菌・整腸作用など健康に良い効果がたくさんあります。
私も実際試してみましたが、ティースプーン1杯くらいでほんのり甘い、でも酸味も感じるさっぱりした炭酸水ができました♪
酸味が苦手な方は小さじ1杯強と少し多めに入れてみると、飲みやすくなるかも知れません。
砂糖と違い、ある程度の量は毎日摂っても問題のないはちみつ。
カロリーや糖質の摂り過ぎによる悪影響を防ぐためにも、1日に大さじ2杯くらいまでを目安にするのがおすすめです。
無糖でカロリーや糖質の不安もなし!!
レモンやグレープフルーツなどさっぱりした味があるので飲みやすい炭酸水のおすすめはこちら↓
炭酸水だけじゃなく健康習慣を作ることも大事!!
重曹やクエン酸で作る炭酸水に頼るだけじゃなく、日頃から健康習慣を作ることでデマやうわさに左右されない日々を過ごせます。
飲んだら効く・効かないの真相に左右されてしまうのは、時間ももったいないですよね。
最初から健康習慣をつけておくことで、情報の真偽に左右されない安定感のある健康的な人になれます。
簡単にできることから、レベル高いことまで、身につけたい健康習慣を紹介します♪
まずは5分でできること、身近なことから始めてみましょう。
最初から下記に記したように高い目標を目指してしまうと、挫折しがちです。
早寝早起き、定期的な運動習慣、バランスの良い食事を維持できること、習慣化を目標にしてみましょう。
何かを習慣化するには、42日と言われています。
概ね1ヶ月、決めたら続けてみることから始めてみましょう♪
重曹やクエン酸を飲む副作用を防ぐための注意点
重曹やクエン酸は大量に摂取すると、血液循環系・消化器系の副作用が生じる可能性があります。
具体的には以下のような副作用があります。
<重曹> | <クエン酸> |
---|---|
・効果が切れたときに胃酸が大量に分泌 →食道炎や吐き気などの胃症状に ・膨張効果=胃が膨らむ感覚=吐き気・げっぷ ・下痢、腹痛 ・重曹に含まれる塩分の過剰摂取=高血圧、むくみ | ・下痢、腹痛、吐き気 ・唾液や胃酸が過剰に分泌 →食欲増進により過剰摂取=肥満 ・過敏症状(皮膚のかゆみや発赤など) |
重曹は炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)であり、極端な言い方をすると塩分が含まれています。
このため、重曹水は過剰に摂取すると塩分を摂りすぎた状態と同じ症状が生じる可能性があるのです。
クエン酸にはそういった成分はないものの、過剰に摂取すると主に消化器症状が生じてしまいます。
重曹にせよクエン酸にせよ、1日の摂取上限量を守る必要がありますね。
また、持病に高血圧を含め循環器系の疾患や消化器系の疾患を持っている場合は、実践前に必ず主治医に適正量などを相談しましょう。
まとめ
- 重曹やクエン酸を飲むと健康に良いという話が広がっていますが、デマではなく真実
- 炭酸水を飲むと、便秘改善・疲労回復、ストレス緩和・睡眠の質を改善する効果などが期待できる
- 炭酸ガスで間食や暴飲暴食を避けられるため、がんになりにくい生活習慣を獲得できるため、炭酸水自体にがん予防の効果があるというのはデマ
- 重曹やクエン酸には疲労回復効果が期待できることからも、生活習慣を整えることによるがん予防効果が期待できる
- 重曹やクエン酸は水150ccに溶かして、毎食前+就寝前の計4〜5回に分けたタイミングで飲むのがおすすめ
- 特にクエン酸は体内に大量に溜め込めないため、一度に飲むと尿などで体外に排出されてしまう
- 重曹やクエン酸(レモン汁)を混ぜてできる炭酸水には、少量のはちみつで甘みを加えるとより飲みやすくなる
- 重曹やクエン酸で作る炭酸水に頼るだけじゃなく、日頃から健康習慣を作ることでデマやうわさに左右されない日々を過ごせる
- 重曹やクエン酸は大量に摂取すると、血液循環系・消化器系の副作用が生じる可能性がある
口に入れるものだからこそ、重曹・クエン酸を飲むといいのかどうか、気になりますよね。
デマじゃないことに私もホッとしました。
1日に摂取してい良い量の上限を守って、ぜひ健康習慣の実践に取り組んでみてくださいね。
炭酸水ライフを今すぐ始めてみたいあなたは、ぜひこちらを買って毎日継続してみましょう。
1本試して気に入ったフレーバーを続けていくなら、1本60円以下になるこちらがおすすめです。
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