空気清浄機の嫌なニオイや水垢、どうやって掃除したらいいの?
と思っていませんか?
空気清浄機専用の洗剤もあるけれど、わざわざ買うのも嫌だし、できれば家にあるもので掃除したいなと思いますよね。
実は「重曹」と「クエン酸」を使った掃除で、嫌なニオイと水垢どちらも簡単に綺麗にすることができるのです!!
重曹もクエン酸も100均やホームセンターで手軽に入手することができ、家中の様々なところの掃除に使える万能アイテムなので持っていて損はないですよ♪
重曹とクエン酸の使い分けや合わせ技で空気清浄機の嫌なニオイや頑固な水垢を撃退する方法を詳しく紹介します。
また、シャープやダイキンの人気機種に合わせた掃除方法もご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
ダイソンの空気清浄機についてはこちら↓
空気清浄機の掃除は重曹とクエン酸の合わせ技が効果的
「重曹」と「クエン酸」を合わせて掃除すると何がいいの?
重曹の雑菌を抑えて消臭する効果、クエン酸の水垢を分解する効果を合わせることで、空気清浄機を丸ごと掃除できます!!
特に加湿機能付き空気清浄機では水を使用するため、雑菌が繁殖しやすく、嫌なニオイやぬめり、カビが発生することがあります。
重曹とクエン酸それぞれの特徴を活かして空気清浄機を掃除し、お部屋の空気も綺麗にしましょう♪
雑菌の繁殖を抑える重曹で嫌なニオイがスッキリ!!
空気清浄機の掃除には重曹がいいと聞いたことがあるけれど、実際どんな効果があるの?
掃除をしているのに空気清浄機から嫌なニオイがしてくることはありませんか?
そんな時は、雑菌の繁殖を抑えることで消臭してくれる効果がある重曹を使った掃除がおすすめです!!
重曹は、湿気が多いところで発生する雑菌を撃退する効果が高いのが特徴です。
雑菌の増殖を抑える効果があり、嫌なニオイの発生を抑えて消臭することができます。
また、粒子が細かいため研磨掃除に適していて、水垢のこすり洗いにも使うことができる、まさに万能アイテムです!!
さらに、弱アルカリ性の性質を利用すれば油分を含んだ汚れ(皮脂汚れ)を落とすこともできます。
頑固な汚れでなければ、重曹だけで空気清浄機丸ごと掃除することもできますよ♪
重曹には、工業用・医療用・食用などの用途がありますが、掃除なら工業用がおすすめです。
水垢掃除はクエン酸のミネラル分解作用にお任せ!!
空気清浄機の加湿フィルターに付く白い固まり汚れ、原因は水道水のミネラル分が固まったものです。
クエン酸は酸性なのでアルカリ性のミネラル=水垢を分解する作用があり、このミネラル分解作用を利用すれば頑固な水垢も綺麗に落とせます!!
また、揮発性がなく掃除した部分に成分が定着してくれるので、新たな雑菌の発生を予防することができます。
「水垢の掃除にはクエン酸」と覚えておけば、空気清浄機以外のお掃除でも活躍しそうですね♪
重曹とクエン酸の合わせ技で頑固な水垢と油汚れを撃退
重曹とクエン酸それぞれの持つ強みを活かせば汚れを撃退することができそうですね。
どちらも空気清浄機の掃除に大活躍するアイテム。
重曹とクエン酸を合わせて使うと化学反応の相乗効果で掃除の効率をアップさせられます!!
水垢掃除の場合
アルカリ性の重曹は水垢の分解作用を持っていません。
重曹が持つ研磨作用とクエン酸の持つ水垢分解作用を合わせることで、頑固な水垢を浮かせ、こすり洗いでピカピカにすることができます。
油(皮脂)汚れの場合
酸性のクエン酸は油汚れを苦手としています。
アルカリ性の重曹と合わせて化学反応が起きることで中性になり、ブクブク発泡して汚れを浮かせて落としてくれます。
この発泡作用は細かな汚れの掃除に適しているので、目の細かいフィルターの掃除に最適です♪
保存方法と使い方に注意して安全に使おう
重曹とクエン酸、どちらも自然由来の成分から作られているので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使うことができます。
ただし、どちらも湿気で固まりやすい性質であること・重曹の研磨効果・クエン酸は塩素と混じると配合変化することには十分な注意が必要。
家中の様々なところの掃除に活躍するアイテムですが、保存方法や使い方の注意点を知っておくとより長く便利に使うことができます。
「涼しいところで保存」しておくため、冷蔵庫に入れていませんか?
冷蔵庫での保存は、庫内の湿気を吸収することで、固まりの原因になっていまうので避けた方が良いでしょう。
また、素手で長時間扱うと研磨作用によって肌を傷つけてしまい手荒れすることがあります。
手荒れが心配な場合は、掃除中に手袋を着用するなど対策することをおすすめします。
また、金属に使うと腐食してサビの元になってしまいます。
金属部分についてしまったら、すぐに水でよく洗い流しましょう。
空気清浄機掃除はフィルターが命!!お手入れ方法解説
空気清浄機はお部屋の空気を吸引し、フィルターを通して綺麗な空気に変換してくれますよね。
つまり、空気清浄機の掃除においてフィルター掃除は最重要なのです!!
空気清浄機にはプレフィルター・集じんフィルター・脱臭フィルターの3種類、加湿空気清浄機には加湿フィルターを追加した4種類があり、それぞれにあった掃除方法があります。
ここでは、それぞれの特徴とフィルターに合わせた掃除方法や注意点などをご紹介します。
はじめに、スムーズに掃除をすることができるよう、重曹とクエン酸のお掃除液を作っておきましょう。
お掃除液はどちらも混ぜるだけで簡単に作ることができます。ぜひ試してみてください。
プレフィルターは部屋掃除のついでに掃除機がけ♪
【特徴】
空気清浄機の1番外側で大きなゴミをキャッチしてくれる役割があります。
大きなホコリや髪の毛などを吸い込むため目詰まりが早く起きやすいフィルター。
プレフィルターを綺麗に保つことで、内部の集じんフィルターへの負担を減らせます。
お部屋を掃除するついでに空気清浄機もサッと掃除機がけするのがおすすめです。
また、プレフィルターは油煙やタバコのヤニなどをも吸い込んでいます。
これらは「油性の汚れ」に分類され、ベッタリ付いたこの汚れを落とすには「重曹液とクエン酸液」が活躍します。
掃除機だけで落ちなくなってしまった汚れは「浸け置き洗い」しましょう!!
【掃除頻度】2週間に1回
- ①フィルターについた汚れを掃除機で吸い取ります。
- ②本体からプレフィルターを取り外します。
外し方は機種によって異なります。取扱説明書に従って外してください。
- ③約10分浸け置き洗いしましょう。
台所用合成洗剤や重曹液・クエン酸液を使った浸け置きがおすすめです。
【注意】傷みの原因になるので、ブラシで強く擦らないようにしましょう。
- ④十分に洗い流しましょう。
洗剤や重曹液・クエン酸液が残っているとフィルター劣化の原因になります。
- ⑤陰干しして乾燥させましょう。
十分に乾燥させていないと、付いた汚れが落ちにくくなったり、嫌なニオイ発生元になったりすることがあります。
【注意】直射日光やドライヤーを使用しての乾燥はフィルターが縮む原因になるので避けましょう。
- ⑥プレフィルターを本体に取り付けたら終了です。
プレフィルターには、本体背面に貼って汚れたら交換できる使い捨ての商品や、自動掃除機能が搭載された機種もあります。
空気清浄機の効果を最大限に発揮するためには、定期的に掃除して綺麗を保ちたいですね♪
集じん脱臭フィルターは繊細!!洗い方の注意点も紹介
プレフィルターの内側にあるのが「集じんフィルター」と「脱臭フィルター」です。
どちらも微粒子をキャッチしてくれるので、目詰まりや型崩れを起こしやすいためフィルターに合わせた洗い方を確認してから掃除するのがポイント。
「集じんフィルター」「脱臭フィルター」と分かれているもの、「集じん/脱臭フィルター」のように両方が一体になったものがあります。
が、どちらも基本の掃除方法は同じです。
「水洗いできるか、できないか」を確認することも重要です。
「水洗い禁止のフィルターを洗って使えなくなってしまった」なんてことがないよう、お使いの機種の取扱説明書をよく確認してからお手入れしましょう。
【特徴】
- 集じんフィルター:空気清浄機のメインとなるフィルターで花粉やPM2.5、ダニのフンやウイルスなどの微粒子をキャッチしてくれる役割があります。
- 脱臭フィルター:活性炭を用いたものが一般的で、微細な穴にニオイの元となる粒子をキャッチしてくれる役割があります。
【掃除頻度】1ヶ月に1回
あくまで目安なので、「吸い込みが悪くなってきた」「嫌なニオイがする」という時にはその都度掃除しましょう。
- ①フィルターが入るサイズのポリ袋や大きめの桶を用意し、重曹お掃除液で満たします。
- ②液の中にフィルターをしっかり漬け込み、30分動かさずに置きます。
- ③重曹の力がホコリ・油煙・タバコのヤニ汚れを浮かせて取り除いてくれます。
- ④重曹液が残らないように、しっかり水で洗い流します。
- ⑤日影に立てかけて十分に乾燥させます。
お掃除液に30分浸けて置けば、あとは重曹のパワーで汚れを浮かせてくれるのでラクラクですね♪
フィルターに重曹液が残ってしまうと、劣化の原因になるので、しっかり洗い流すのもポイントです。
- ①雑巾にクエン酸液を染み込ませて、硬く絞ります。
- ②フィルターは擦らず、雑巾で軽く叩くように拭き取り掃除しましょう。
これだけで、湿気で付いた汚れも落とすことができますよ。
- ③十分に乾燥させる。
水分が残っていると金属部分が腐食し、故障の原因になってしまうので注意が必要です。
フィルターは型崩れや破損が起きやすいパーツです。掃除の際は、力の入れ過ぎに注意しましょう。
数年間掃除せず、真っ黒になっていたり、黄ばみ・ニオイが強くなったりしているフィルターは集じん・脱臭能力が低下している可能性も。
なるべく早めに新しいものへ交換しましょう。
加湿フィルターは重曹とクエン酸で徹底的に掃除を!!
常に濡れた状態で使用する加湿フィルターは、ぬめり・水垢・カビなどが発生しやすく、水道水に含まれる不純物が蓄積し黄ばみが付くこともあります。
これらの汚れは溜まってしまうと頑固で落としにくくなるだけでなく、嫌なニオイの原因にも。
重曹とクエン酸の合わせ技を使ってしっかり掃除する必要があります。
加湿空気清浄機の電源を入れた直後に変なニオイがする!!という場合はここを掃除してみましょう。
【特徴】給水タンクやトレーから水を吸い上げながら、水道水に含まれるカルキを付着させ、空気清浄機内やお部屋を水垢で汚さないようにする役割があります。
【掃除頻度】1ヶ月に1回程度
- ①ぬるめの重曹液なら約30分、クエン酸液なら約2時間フィルターを浸け置きします。
- ②目に見える汚れは食器用スポンジなどを使って形が崩れないよう軽く擦り洗いします。
軽めの汚れの場合は、これで終了です。
長年掃除していない頑固な汚れの場合には、重曹とクエン酸の合わせ技を使いましょう!!
- ③クエン酸小さじ1と80℃くらいのお湯を混ぜたクエン酸液を用意します。
- ④フィルター全体に重曹をふりかけます。
- ⑤その上から先ほど作った熱めのクエン酸液を回しかけます。
ブクブクと発泡し、泡が汚れを浮かせて剥がしてくれます。
- ⑥乾燥防止のラップをして3時間放置した後、しっかり水洗いする。
加湿フィルターは通常濡れたまま使用するものなので、必ず乾燥させる必要はありません。
ですが、濡れた状態では雑菌が繁殖しやすくなるため、掃除のタイミングなど時折乾燥させることをおすすめします。
加湿運転をしない時、空気清浄機をしばらく使わない時などは必ず乾燥させましょう。
ホコリの蓄積は故障の原因!?掃除しないとどうなる?
日々のお手入れをしないまま空気清浄機を使うと、フィルターにホコリが蓄積します。
蓄積したホコリは、「空気が綺麗になっていることを知らせるセンサー」の反応を鈍らせ、故障の原因になってしまいます。
ウイルスや花粉、ハウスダストなどの空気中の汚れを綺麗にしてくれる空気清浄機ですが、掃除をせずに放置することで汚れた空気を撒き散らすことになるのは避けたいですよね。
他にも空気清浄機を掃除しない状態での放置には、さまざまなデメリットがあります。
電気代も高くなるの?
フィルターや本体の汚れを放置すると機械全体で機能低下が起きます。
その機能低下を補おうとすると機械に負担がかかってしまい、十分に機能しないまま電気代だけが高くなるという悪循環を引き起こします。
また、消耗も激しいので機械自体の寿命も短くなる恐れがあります。
フィルターや給水タンクは日々のちょっとしたお手入れで綺麗を保つことができます。
このような悪循環を引き起こさないためにもこまめなお手入れを心がけたいですね。
「10年間フィルター交換不要」って書いてあるけど掃除しなきゃダメなの?
フィルター自体は交換不要でもお手入れは必要です。
空気清浄機はフィルターを通して空気を綺麗にするという性質上、ウイルス・ホコリ・水垢などが溜まりやすく日々お手入れで綺麗を保つことが大切です。
フィルターのゴミ掃除、楽になる方法ないかな〜?
そんな場合には、使い捨てフィルターをおすすめします!!
使い捨てフィルターは空気清浄機後ろのパネルにつけることで、プレフィルター自体にゴミを溜めにくくしてくれます。
約1ヶ月に1回、汚れたら取り替えるだけでOKなので掃除時間が短縮できて、空気清浄機の吸い込みも強くなりますよ♪
空気清浄機掃除はタンクやパーツのお手入れ頻度も重要
しばらく掃除していない空気清浄機の給水タンク、内側がヌルッとしたり白い汚れが目立ってきたりしていませんか?
ヌルッとするのはカビの元、白い汚れは水道水の不純物が固まってできるカルキ汚れです。
加湿空気清浄機の給水タンクは汚れを放置するとカビが発生し、カルキ汚れは硬くこびりつく水垢になってしまうのでこまめな掃除が必要です。
この汚れを放置していると、空気清浄機がカビや嫌なニオイを部屋中に撒き散らすことになってしまいます。
タンク内の掃除は、汚れ具合によって重曹とクエン酸を使い分けると効率よくお手入れできますよ♪
カビと水垢の温床!?給水タンクはこまめにお手入れを
【掃除頻度】2週間に1回程度
- ①クエン酸液に15分浸け置きしたあと、しっかりと水洗いして乾燥させます。
タンク内がやや曇っている・ちょっとヌルっとするくらいの場合は、これだけで綺麗になります。
水垢がしっかり溜まっている場合は、重曹も使ってもうひと手間加えていきましょう!!
- ②重曹に水を少し加えて歯ブラシ・スポンジにつけ、軽く擦ります。
クエン酸のミネラル分解作用と重曹の研磨効果で水垢が面白いように取れますよ♪
ただし、強く擦るとタンクに傷がつくので注意が必要です。
- ③しっかり水で洗い流して乾燥させる。
こまめなお手入れが必要な給水タンクですが、汚れがひどくなければ浸け置きして流すだけなので、掃除方法は簡単ですね。
シャープの製品は、給水タンク内にニオイやぬめりを抑えてくれる「Ag+イオンカートリッジ」がついています。
日々のお手入れは、給水時に少量の水を入れてシャカシャカするだけでOK!!
加湿空気清浄機の給水タンクは濡れたまま密閉されている時間が長く、内部は雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
カビや水垢が繁殖して雑菌入りの空気を放出させないためにも、タンクの水は毎日交換するようにしましょう。
長期間掃除していないと、どんどん汚れが落ちにくくなってしまうので、給水タンクを掃除するタイミングなど、こまめにお手入れすると良いですね。
実はニオイの原因!?空気清浄機内部の掃除は超簡単♪
フィルターを掃除したのにまだニオイが気になる!!
そんな時は、空気清浄機内部も掃除してみましょう。
掃除方法はとても簡単で、給水タンクに重曹液を入れて加湿運転ボタンをピッとするだけです!!
手が届かず、直接掃除することができない部分なので掃除ができず、溜まった汚れが嫌なニオイの発生源になってしまいがちな空気清浄機内部もこの方法でバッチリ綺麗にできます。
詳しい手順を見ていきましょう♪
【掃除頻度】2週間に1回程度(給水タンクの掃除に合わせると効率的)
- ①水2リットルに重曹大さじ山盛り1杯をよく溶かします。
- ②給水タンクに①で作った重曹液を入れ1〜2時間加湿運転します。
こうすることで、空気清浄機内部を通った重曹液が手の届かない部分も消臭してくれます。
- ③タンクを外して、重曹液が残らないようしっかり水洗いする。
- ④タンク内部を拭き上げ、または乾燥させる。
給水タンクを掃除するついでのお手入れに組み込めば、空気清浄機内部まで綺麗になるので一石二鳥ですね♪
掃除方法はとても簡単なので、汚れが溜まってしまわないよう定期的にお手入れしましょう。
シャープとダイキンの特殊パーツ掃除方法は意外と簡単
フィルターとタンクの掃除方法は分かったけど、他のパーツはどうやってお手入れしたらいいの?
お困りのあなたにシャープとダイキンの人気機種に搭載されている特殊パーツのお手入れ方法をご紹介します!!
機種やメーカーによって装備されているパーツは異なりますが、掃除方法はどれも簡単です。
シャープ・ダイキンの空気清浄機をお使いの場合は、参考にしてみてください。
プラズマクラスターイオン発生ユニット
シャープの空気清浄機といえば「プラズマクラスター」ですね!!
このイオンを発生させる役割があるのが、「プラズマクラスターイオン発生ユニット」です。
安定して高濃度のプラズマクラスターイオンを放出させるためには、このパーツのお手入れが重要です。
【掃除頻度】6ヶ月に1回
- ①本体側面のプラズマクラスターイオン発生ユニット・清掃ブラシを取り出します。
- ②ユニットに付いたホコリを清掃ブラシで取り除きます。
- ③本体のユニットホルダーへ戻したらお手入れ終了です。
【操作パネルのユニットランプが点滅しているとき】
プラズマクラスター発生ユニット交換のタイミングです。古くなったユニットを取り外し、新しいものと交換しましょう。
シャープ製品独自のパーツですが、お手入れはとても簡単でしたね♪
ストリーマユニット
次はダイキン製品のパーツです。
ダイキンの空気清浄機は人気ランキング上位を独占しているため、使っている家庭が多いのではないでしょうか。
ダイキンの空気清浄機は特殊なパーツがやや多く、他メーカーと掃除方法が異なるものもありますが、掃除方法はどれも簡単です。
この「ストリーマユニット」は、フィルターがキャッチした細菌・ニオイ・花粉などを分解している空気清浄機の要となるパーツなので、しっかりと掃除しておきましょう。
【掃除頻度】ストリーマランプが点滅したとき
- ①左右側面の突起部を押しながらパネルを手前に引き上げ、前面パネルを取り外します。
- ②ストリーマユニットの取手中央部分を持って引き出します。
- ③約1時間ぬるま湯や水に浸け置きします。
汚れがひどい時は、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯や水に浸けてみましょう。
- ④布または柔らかいブラシでユニット表面の汚れを落とします。
針やセンサーにゴミが付いている場合は綿棒などの柔らかいもので軽く拭きましょう。
- ⑤風通しの良い日陰に立てかけて、しっかり乾燥させます。
- ⑥ストリーマユニットの取手中央部分を持って奥まで差し込みます。パネルを閉じたら終了です。
「これ洗えるの?」と思うようなパーツですが、意外にもジャブジャブ水洗いできるようです。
金属部を含むパーツなので、洗った後はしっかり乾燥させましょう。
ホコリ/PM2.5センサー用レンズ
名前の通り、空気中のホコリや微粒子を検知する役割があるセンサーです。
センサーに汚れが付いていると感度が下がるだけでなく、頻繁にエラーを起こし、故障する原因になります。
空気清浄機の寿命を縮めないためにも、定期的にお手入れしておきたいパーツです。
【掃除頻度】3ヶ月に1回
- ①前面パネル、ホコリ・PM2.5センサー用空気取り入れ口のカバーを順に取り外します。
※スリムタワー55タイプ・コンパクトタイプは、プレフィルター左側にセンサー用空気取り入れ口カバーが付いています。
- ②内部が見えにくい場合はライトなどで照らしながら、乾いた綿棒で拭き汚れを取ります。
レンズ周辺に付いているホコリは掃除機の隙間用ノズルなどで吸い取りましょう。
- ③カバーを取り付ける。
カバーが外れていると誤動作の原因になるので、確実に取り付けましょう。
このパーツはダイキン製品の中でもモデルによって装着されている場所が異なるので、お使いの製品を確認してみてくださいね。
センサーを傷つけないよう、慎重にお手入れしましょう。
まとめ
- 重曹には雑菌の繁殖を抑えることで、空気清浄機の嫌なニオイを消臭してくれる効果がある
- 重曹には研磨効果があり、頑固な汚れの掃除にも使うことができる
- クエン酸にはミネラルを分解してくれる作用があるので水垢掃除に適している
- 重曹とクエン酸を合わせて使うことで、頑固な汚れや細かい部分の汚れも浮かせて落としやすくなり掃除の幅が広がる
- 空気清浄機のフィルターは3〜4種類あり、それぞれの特徴によって掃除方法が異なる
- 給水タンクにはカルキ汚れが溜まりやすく、放っておくと水垢やカビの原因になるのでこまめな掃除が必要
- 掃除せずに放置してフィルターにホコリが溜まると、故障・電気代高騰の原因になる
- 機種やメーカーによってパーツはさまざまでも、掃除方法は簡単なものが多い
一見難しそうに思える空気清浄機掃除ですが、掃除方法は意外と簡単で、毎日のお掃除ルーティーンに組み込めるものもありましたね。
重曹とクエン酸は自然由来の成分なので、お部屋の空気を綺麗にする空気清浄機にも安心して使うことができ、掃除効果も十分にあります。
落ちにくい汚れに使って空気清浄機の綺麗を保ち、快適なお部屋を目指しましょう♪
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