段ボールベッドは普段使いできるの?
オリンピックでも使用されて話題になった段ボールベッド。
災害時に避難所で使用されるイメージも強いですよね。
そんな段ボールベッドは普段使いすることもできるのです。
素材が段ボールなので軽くて扱いやすく、片付けたり移動させたりするのも簡単。
引っ越しが多い、部屋が狭い、物をあまり持ちたくない人には特におすすめ。
しかし、販売されている段ボールベッドの多くは災害時などの一時使用を目的として作られています。
段ボールベッドを普段使いする場合には、耐荷重や耐久性が優れているものを選ぶと安心。
この記事では段ボールベッドを普段使いするおすすめの理由と、普段使いするメリット・デメリット、選び方のポイントをお伝えしていきます。
段ボールベッドを買ってみたい、というあなたにはこちらの商品がおすすめ!
組み立ても簡単で持ち運びも楽々。
耐荷重300kgもあるので大人一人は余裕で眠れます。
段ボールベッドを普段使いすることをおすすめする理由
段ボールベッドは緊急時だけでなく、普段使いすることもできるのです。
耐荷重2000kgを超えているものや、畳マットレスがセットになっていて快適性を追求しているものもあります。
ここからは段ボールベッドを普段使いすることをおすすめする理由3つをお伝えしていきますね。
工具不要で組み立てるのが簡単だから不器用さんも安心
段ボールベッドは組み立てが簡単なものが多いのです。
蛇腹にたたまれている段ボールを広げるだけでベッドが完成!
あっという間に組み立てることができる段ボールベッドもあるのですよ。
普通のベッドを一人で組み立てるのは大変だし時間もかかりますよね。
段ボールベッドは工具も必要とせずに組み立てることができるし、時間もかかりません。
この手軽さは不器用さんにも安心。
急な来客があったときにも、すぐにベッドを設置することができますね。
部屋を広く使いたいのにスペースがない、というときにも段ボールベッドを普段使いしていると問題はすぐに解決。
段ボールベッドは折りたためばコンパクトに収納できるので、部屋を広々と使うことができます。
強化段ボールで作られているので耐久性が高い
段ボールベッドは強化段ボールで作られています。
強化段ボールは、通常の段ボールと比べて耐久性や耐水性が高いです。
耐荷重も300kgを超えるものが多いので、成人男性でも問題なく寝ることができる商品ばかりです。
飛び跳ねるなどの無茶な使い方をしない限り、耐久性に問題はありません。
普通のベッドでも飛び跳ねるなどの無茶な使いかたをすると壊れます。
一時的な使用を目的として作られたものが多いですが、耐久年数が5年以上という段ボールベッドもあります。
素材が段ボールなので空気の層ができてあたたかい
段ボールベッドは、空気の層があることであたたかさを保つことができるのですよ。
段ボールは何枚もの紙が重なり合ってできています。
紙が重なり合うことで空気の層ができるのです。
空気は熱を伝えにくく、断熱性が高い特徴があるので、段ボールベッドを普段使いすれば、底冷え対策にも有効です。
防寒対策で窓に段ボールを貼ることがありますよね。
段ボールベッドを普段使いするメリット5つ♪
段ボールベッドを普段使いするメリットはあるの?
普通のベッドより段ボールベッドを普段使いにするメリットがあるのか気になりますよね。
ここでは段ボールベッドを普段使いしたときのメリットをお伝えしていきます。
段ボールで作られているので軽くて移動させるのも楽
普通のベッドに比べて段ボールベッドは7~9kgと軽量。
一番のメリットは段ボールで作られているので軽いということです。
例えば無印の脚付マットレス・ボンネルコイル・シングルは約33kgあります。
一人で普通のベッドを組み立てたり移動させたりするのは難しいですよね。
部屋の模様替えをしたい、ベッドの下を掃除したい、と思ったときには軽々と移動させることができます。
折りたためばコンパクトになるので、引っ越しのときにも軽々と新居に持っていけてすぐに使うことができますね。
組み立てが簡単なのでベッドが数秒で完成
段ボールベッドは組み立てが簡単なものが多いです。
- 段ボール箱を何個も組み立てて、並べてベッド状に配置するもの
- 蛇腹状に折りたたまれていてそれを広げるだけで完成するもの
どれも短時間で簡単に組み立てることができます。
ネジや工具もいらないので、普通のベッドよりも簡単に組み立てることができます。
折りたためば簡単に収納ができて部屋を広く使える
組み立てるのが簡単なら、片付けるのも簡単。
蛇腹状に折りたためるものならあっという間にコンパクトに。
部屋が狭くても段ボールベッドなら小さく折りたたんで収納ができるので、空いたスペースを広々と使うことができます。
ネジを一つ一つ外したり解体に時間がかかったりしないので、すぐに部屋が片付きますね。
段ボールは断熱性に優れているのであたたかい
床に直接寝るより、段ボールベッドで寝た方が底冷えを防ぐことができます。
段ボールを触ってキンキンに冷えているということはあまりないですよね。
段ボールは断熱性に優れているので、あたたかさを保つことができるのです。
処分するときは資源ごみに出せるから費用もかからない
段ボールベッドは資源ごみとして処分することができます。
段ボールでできているので、リサイクルができて環境にも優しいです。
普通のベッドを処分するとしたら、人に譲ることもあると思いますが粗大ごみとして出すことが多いでしょう。
粗大ごみに出すとなると、ごみ回収の申し込み→処理券の購入→指定された場所に持っていく、と手間も費用もかかります。
段ボールベッドは資源ゴミとして出せるので、手間や費用がかかることもありません。
段ボールベッドを資源ゴミとして処分する際は、自治体のルールを確認してください。
段ボールベッドを普段使いするデメリット3つ!
段ボールベッドを普段使いするメリットはわかったけど、デメリットもあるの?
素材が段ボールということで段ボールベッドにはたくさんのメリットがありました。
ここからは段ボールベッドを普段使いしたときのデメリットをお伝えしていきます。
デメリットへの対処法もお伝えしますね!
段ボールは紙なので水に弱いから湿気は避けて
段ボールベッドは強化段ボールで作られていて、耐水性や耐久性に優れています。
しかし、紙は紙。
湿気によって強度が落ちる可能性があります。
加湿器を近くにおいたり、ベッドの上で飲み物を飲んだりしないようにしましょう。
湿気がたまらないように換気をするのも大切です。
段ボールは紙なのでよく燃えるから火は避けて
段ボールは紙なのでよく燃えます。
冬場にはストーブを使うことも多いでしょう。
ストーブを使う際は段ボールベッドとじゅうぶんな距離をあけるようにしてください。
火災の出火原因のトップ3にはたばこが入っています。
寝たばこなんて普通のベッドを使っていても厳禁です!
ゴキブリは段ボールが大好き!?対策が必須
引っ越しのときに荷造りした段ボールにゴキブリがついてきた、なんて話よく聞きますよね。
そうなのです!
ゴキブリは段ボールが大好き。
あたたかくて、適度な湿度が保たれる段ボール。
段ボールはゴキブリにとって居心地のいい空間になるらしいのです。
段ボールベッドを普段使いするためにはゴキブリや害虫を寄せ付けないよう対策することが必須。
そこで利用するのがハーブやアロマオイル。
ゴキブリはハッカや柑橘系の香りが苦手です。
ゴキブリを寄りつかせないように、ハッカや柑橘系のアロマを活用するといいですね。
ハッカ油を小皿に3,4滴たらしてゴキブリが出そうな場所に置けば対策になります。
ティッシュやコットンに染み込ませて置いておくのもいいです。
1週間ほどで香りがなくなるので、効果を持続させるために取り換えるのを忘れないで。
ゴキブリの侵入しそうな場所にハッカ油スプレーを吹きかけるのもおすすめ。
ゴキブリはとにかく侵入させないことが大事なので、玄関や網戸にスプレーしておきましょう。
「ゴキブリ対策」と「ハッカ油の作り方」について詳しい記事はこちら↓
自作するのが面倒なときは、天然ハッカ油を使用した駆除剤や忌避剤も市販されています。
ペットを飼っている人は要注意!
ペットにとってアロマオイルが毒になることもあります。
段ボールベッドを普段使いするための選び方ポイント!
段ボールベッドを普段使いしたいけど、選び方は?どこで買えて、値段はどのくらい?
多くの段ボールベッドはAmazonや楽天市場などのネット通販で購入可能です。
段ボールベッドの値段は幅広いです。
安いもので7千円、高いもので4万円するものもあります。
ここからは段ボールベッドを普段使いするときの選び方のポイントをお伝えします。
無印やニトリで段ボールベッドは購入できる?
無印良品やニトリの実店舗では、段ボールベッドを買うことができません。
無印良品
無印の段ボールベッドは、個人で普段使いするために購入することはできません。
法人限定での販売になっています。
ニトリ
ニトリの段ボールベッドはネット限定で購入可能です。
収納スペースもあって便利な作りの段ボールベッドになっています。
レビューでは「組み立てもわかりやすい。」「寝心地も悪くない。」「強度も問題ない。」と評価も高く、普段使いでも問題ないようです。
ニトリネットの法人・業務用商品ページにありますが、個人でも購入可能となっています。
段ボールベッドをAmazonや楽天で選ぶときの注意点は?
Amazonや楽天などのネット通販では、たくさんの段ボールベッドが販売されています。
たくさん販売されているので、何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
どの段ボールベッドを購入するか、選び方のポイント3つがこちら!
- 組み立てるのが簡単
- ある程度の高さがある
- 耐荷重と耐久性がある
段ボールベッドは組み立てが簡単なものが多いです。
組み立てに手間と時間がかからない商品を選びましょう。
蛇腹状にたたまれているものをパッと広げるだけでベッドが完成するものを選んだ方が、片付けるときも簡単です。
ベッドはある程度の高さがあるものを選ばないと、立ち上がるときに不便になります。
低すぎるとほこりの影響も受けやすくなるので、ある程度の高さがあるものを選びましょう。
体格によってちょうどいい高さも変わりますが、普通のベッドは高さの標準が30~45cmです。
椅子代わりにもしたい場合はさらに高さのあるものを選びましょう。
耐荷重は300kgを超えるものが多いので、無茶な使い方をしない限り気にすることはないです。
体重+30kgあれば耐荷重として問題はありません。
それでも心配というのなら耐荷重2000kg超えの段ボールベッドも販売されています。
組み立て不要で蛇腹状の本体を開くだけで出来上がり!
高さも30cmはあるので立ち上がるのも楽ですよ。
耐荷重も300kgあって大人の男性でも安心の耐久性なのです!
まとめ
- 段ボールベッドは普段使いすることができる
- 組み立てが簡単なので不器用な人でも安心
- 強化段ボールで作られているため通常のものより耐久性がある
- 素材が段ボールなので保温性があり、普段使いすることで底冷え対策にも有効
- 段ボールベッドは軽いので、模様替えや掃除するときに移動させるのが楽
- コンパクトに折りたためるので収納が簡単にできる
- 素材が段ボールなので、処分するときは資源ゴミに出せて環境にも優しい
- 段ボールベッドを湿気や火の気がするものの近くには置かない
- 普段使いするときはゴキブリ対策が必須
- 段ボールベッドは「組み立てが簡単なもの」「ある程度高さがあるもの」「耐久性があるもの」を選ぶ
段ボールベッドは災害時などの緊急時だけでなく、普段使いすることもできます。
軽い、耐久性がある、処分するときに楽、などのメリットがたくさん。
段ボールベッドは耐荷重300kgを超えているものが多く販売されていますので、普段使いにも問題なし。
ベッド購入の際には、ぜひ段ボールベッドも候補にいれてみてください♪
蛇腹状に折りたたまれている本体を開けばあっという間に完成する段ボールベッドはこちら!
デザイン性にもこだわっているので、日常使いに最適です♪
折りたたんですっきりキレイに収納もできますよ。
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